稲盛和夫から学ぶ5つのこと
稲盛 和夫は日本の代表的な実業家で、京セラ・第二電電(現KDDI)創業者です。
また経営者のための「盛和塾」で多くの人々を育成しました。
2010年、日本航空が2兆3,000億円という戦後最大の負債を抱えて、
事実上倒産しました。
その日本航空会長に無報酬で就任します。
しかし、稲盛は積極的な社員の意識改革に取り組み、着任の翌期には日本航空を
営業利益1800億円の高収益企業に生まれ変わらせることに成功します。
こうして赤字続きだった日本航空を3年足らずで再上場させました。
その稲盛和夫から5つのことを学びましょう。
1, すぐに投げ出さない
稲盛は新卒で入った会社の仕事に嫌気がさしていたが、すぐに投げ出さず、
良いところに目を向けた結果、仕事が楽しいと思えるようになり、部長まで
昇進することが出来ました。
文句を言って不貞腐れていては何も始まらないからです。
2, 利他的
自分の利益や得ばかりを考える利己ではなく、他者の幸せを望む利他の考えを
大切にしています。
稲盛の社長室には西郷隆盛の「敬天愛人」が掲げられています。
天を敬い、人を愛することこそ大切なのです。
3, 誠実
「経営の神様」と言われたその経営原則は儲けや組織のことではなく、
「人間として正しいことを貫くこと」、おごらず謙虚に世の中のためになる
正しいことをしていれば、結果はついて来るのです。
4, 自分だけを見るな!
人生には必ず苦しみを感じる時があります。
そんな時に自分だけと考えず、「自分だけではない」と周りに目を向けること。
止まない雨はなく、明けない夜はない。
5, 地道なことを日々積み重ねる
一流の経営者であるが、何か大胆に特別なことはしておらず、ごく基本的な
地道なことを日々積み重ねていく。
これが稲盛和夫から学ぶべきエッセンスです!
聖書も次のように勧めています!
「それだけではなく、苦難さえも喜んでいます。
それは、苦難が忍耐を生み出し、4 忍耐が練られた品性を生み出し、
練られた品性が希望を生み出すと、私たちは知っているからです。
5 この希望は失望に終わることがありません。
なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に
注がれているからです」(ローマ5:3~5)
「ですから、人からしてもらいたいことは何でも、あなたがたも同じように
人にしなさい。
これが律法と預言者です。」(マタイ7:12)
「信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。
この方は、ご自分の前に置かれた喜びのために、辱めをものともせずに
十字架を忍び、神の御座の右に着座されたのです。」(へブル12:2)
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