すぐに悔い改めたならば、、、

 

 19世紀のウィーン総合病院。

 

ビルロートを巡って 旧ウィーン総合病院 04.1.1

 

 この第一産科では、出産した母親の約20%が

 

死亡していました。

 

 出産後、すぐに熱を出して死んでしまう病気が流行っていたのです。

 

 しかし、同じ病院の第二産科では、分娩時死亡率はたったの2%。

 

 なぜこれほどの差がついたのでしょうか?

 

 医師のセンメルヴェイスが原因を究明していくと、どうやら第一産科の

 

医者の手が汚染されているのではないか?という仮説に達しました。

 

手洗い唱えた医師、不遇の生涯 100年後の名誉回復 - 日本経済新聞

 

 そこで、センメルヴェイスは、医師の手を消毒するよう指示を出しました。

 

 すると、第一産科での分娩死亡率は、第二産科の死亡率の2%にまで

 

下がったのです!

 

 このまま病院の医師の間、消毒が定着したかのように思われました。

 

消毒の概念を生み出した、不遇の偉人センメルヴェイス | 株式会社デンネツ

 

 しかし、なんと医師たちはセンメルヴェイスを病院から追放したのです。

 

 なぜでしょうか?

 

 もし、センメルヴェイスを認めてしまえば、今まで自分たちが妊婦を殺していた

 

ということになります。

 

 医師たちはそれを認めることができなかったのです。

 

 もちろん、死亡率は元通りの20%まで上がってしまい、しばらくの間、手術前に

 

消毒をする習慣は定着することはありませんでした。

 

ルイ・パスツール - Wikipedia

 

 それからしばらく経ち、パスツールが「細菌」の存在を発見し、汚染された

 

医師たちの手の菌が原因で恐ろしい病気を引き起こされていたことが

 

明らかになりました。

 

 もしあの時、センメルヴェイスの指摘を受けた医師たちが、素直に自分たちの

 

誤りを認めていたら、もっと多くの母親の命が救われていたのかもしれません。


(参考/「月刊表現者」20240624)

 

 

 ところで、旧約聖書の中の南ユダ王国にはアサ、ヨシャファテ、ウジヤ、

 

ヒゼキヤ、ヨシヤ等の素晴らしい王を輩出しましたが、どうしてバビロン

 

帝国に滅ぼされてしまったのでしょうか?

 

 彼らは霊的に堕落した後、宗教改革をするのですが、しだいに堕落を

 

重ね、最後には主の警告をあざ笑う状態にまでになったからです。

 

 ですから、主がバビロン帝国を通して罰せざるを得ませんでした(第二歴代誌36:15~20)。

 

 

 ですから、バプテスマのヨハネもイエス様も、「悔い改めなさい。天の御国が

 

近づいたから」とのことばを持って宣教をスタートされたのでした(マタイ3:2、4:17)。

 

 しかし、私たちにはこのような約束が与えられています。

 

 

もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を

 

赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。」(第一ヨハネ1:9)

 

 

わたしの叱責に立ち返れ。

 

 おまえたちにわたしの霊を注ぎ、わたしのことばを知らせよう。」(箴言1:23)

 

 

 

さあ、来たれ。論じ合おう。

 

──【主】は言われる──たとえ、あなたがたの罪が緋のように赤くても、

 

雪のように白くなる。

 

 たとえ、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。」(イザヤ1:18)

 

 

 もし私たちが悔い改めるなら、雪のように白くされ、聖霊が臨まれ、

 

その罪はなかったことになるのです^^

 

 これ以上の恵みがあるでしょうか!

 

 

 このブログをお読みくださり、ありがとうございます。もし、よろしかったら一日一回クリックしていただけると励まされます^^

 

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ にほんブログ村