「僕は希望を磨いていますから」
「クリスマス・キャロル」「二都物語」「オリバー・ツイスト」で有名な
イギリスの小説家、チャールズ・ディケンズは中流階級の家庭に生まれました。
しかし、親の浪費癖によって、家は貧しく、彼が12歳の時、彼の家庭は
財政的に破綻してしまいました。
その結果、ディケンズが学校教育を受けたのは、2度の転校による
4年のみでした。
父親は債務者監獄に収監され、家族も獄で共に生活を認められていました。
けれども、ディケンズのみは一人靴墨工場で働かされました。
その関係で、自ら靴磨きをして働くことになりました。
しかし、彼は絶対自分の身の上を嘆きませんでした。
そして、嘆く代わりに歌を歌いました。
そんな彼の姿を不思議に思って、多くの人が彼に尋ねました。
「靴磨きがそんなに楽しいの?」
すると、彼は必ずこう答えたそうです。
「はい。僕は希望を磨いていますから」
彼は希望を捨てませんでした。
試練に決して負けないという堅い決心をしていたからです。
ですから、英語圏では、彼の本、そして彼によって生まれた登場人物が、
根強い人気を持って親しまれているのです。
彼の経験した事柄が、小説家としてすべて活かされたからです!
「あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。
神は真実な方です。
あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。
むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていて
くださいます。」(第一コリント10:13)
「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちの
ためには、すべてのことがともに働いて益となることを、
私たちは知っています。」(ローマ8:28)
「試練に耐える人は幸いです。
耐え抜いた人は、神を愛する者たちに約束された、いのちの冠を
受けるからです。」(ヤコブ1:12)
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