なぜ信仰によって生きるのか?(2) ローレン・カニングハム

 

 ミニストリーの初期、ダーリーンと私はカナダのアルバータ州

 

エドモントンにいました。

 

 パサデナにいる秘書から電話がかかってきました。

 

 

ロレイン、これからどうしたらいいのかわからないわ

 

 ロレイン・シートゲはそう言いました。

 

「ここしばらく収入もないし、未払金は5,200ドルもあるのよ!」。

 

 私は何とかしようと彼女に言いいました。

 

 しかし、電話を切ったとき、私はすっかり気が重くなっていました。

 

 この数カ月、経済的には一進一退の状態が続いていたからです。

 

 私は滞在先の家のベッドに身を投げ出しました。

 

「神様!」

 

 私は叫びました。

 

「私には手に負えません!」

 

 しばらくして、電話がけたたましく鳴りました。

 

 ロレインからでした。

 

「何が起こったと思う?」

 

 

 ロレインの声が電話越しに響きました。

 

イギリスの銀行から2千ポンドの小切手が届いたわ。

 

 彼女は続けて、それは第三国の匿名の寄付者からのもので、イギリスの銀行は

 

それを私たちの事務所に転送しているだけだと言ったのです。

 

「ロレイン、他に知っていることは?

 

 うちの銀行に電話して、今日のイギリスポンドとドルの為替レートを聞いたら、

 

これがちょうど5,200ドルになったのよ!」。

 

 偶然か?

 

神の密輸商人(ブラザー・アンドリュー 著 ; ジョン・シェリル, エリザベス・シェリル 編 ; 有賀英子 訳) /  古本、中古本、古書籍の通販は「日本の古本屋」 / 日本の古本屋 さん

 

 まさか神が実在することを証明する 私の友人で、"神の密輸商人 "として多くの人に

 

知られているブラザー・アンドリューは、このように言います。

 

神の密輸商人” ブラザー・アンドリュー94歳で死去 | クリスチャン新聞オンライン さん

 

 「 あなたがジャングルの中を歩いているとする。

 

 ライオンが宙を舞った瞬間、木からココナッツが落ちてきて、ライオンを気絶させた。

 

 あなたは驚き、そしてほっとして振り返る。

 

 偶然かもしれないし、運が良かっただけかもしれない。

 

 しかし、次の日にまた同じことが起きたらどうだろう?

 

 また別のライオンが跳び、また落ちてきたココナッツにやられる。

 

 そして翌日もまた別のライオンと幸運なココナッツが落ちてくる。

 

 偶然の一致ではないとわかるまで、何度このようなことが起これば

 

いいのだろうか?」

 

 

 私たちのミッションでは、毎年2万人以上の短期ボランティアと7千人以上の

 

フルタイムスタッフが、100カ国以上の常設伝道拠点で福音を伝えるために

 

働いています。

 

 移動チームは、地球上の人口の多いすべての国に神の愛を携えて

 

行っているのです。

 

 これらの人々は、何度も何度も同じような幸運の「偶然」を目にしています。

 

 もう何十年も経験している人もいるのです。

 

 あるチームリーダーの話を紹介しましょう。

 

 彼の名前はネビル・ウィルソン、ニュージーランドで生まれ育ったフィジー人で、

 

現在はトンガと南太平洋のYWAMのリーダーです。

 

 

「私たちはフィジーのナンディでパイオニアの状況にいました。

 

 7人のチームメンバーはフィジー人でした。

 

 ビザの関係で外国人をスタッフとして迎えることはできなかったのです。

 

 来訪者があると聞けば、私たちは空港まで5キロ(3.1マイル)の道のりを

 

よく歩いたものです。

 

 タクシーに乗る経済的余裕はありませんでした。

 

 しかし、その都度、神は私たちが訪問者をタクシーで家に連れて帰れるように

 

備えてくださったのです。

 

 例えば、ある人の飛行機と待ち合わせをしていたとき、ターミナルで地元の友人に

 

会います。

 

 神様は、私たちが訪問者のために余分な食料を持つことも備えてくださるのです。

 

 

 そして、空港までタクシーで送り返すのに十分なお金も用意してくださるのです。

 

 そして、彼らが帰った後、私たちは、神が再び成し遂げてくださったことを

 

笑いながら、家まで歩いたものです。

 

 私たちのYWAMセンターは、近所の人たちと同じようにサトウキビ畑の中の

 

一軒家で、床には主にマットが敷いてありました。

 

 ある晩、私たちが座っていると、地元の女性が5つのパンを持って

 

やってきました

 

 これで私たち7人は数日間食べていけます。

 

 しかし、その15分後、誰かが私たちにパンをあげたいとドアをノックした。

 

 すると近所の人がさらにパンを持ってきました。

 

 

 1時間もしないうちに、私たちは2ダースのパンを与えられたのです。

 

「どうしてこんなにパンがあるの?

 

 誰かが来るのかもしれない。」

 

 その夜、ニュージーランドから15人のグループが到着したと聞いたのは、

 

それから1時間も経ってからでした。

 

(ローレン・カニングハム「瀬戸際を生きる勇気」より)

 

 

今の世で富んでいる人たちに命じなさい。

 

 高慢にならず、頼りにならない富にではなく、むしろ、私たちにすべての物を

 

豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置き、18 善を行い、立派な行いに

 

富み、惜しみなく施し、喜んで分け与え、19 来たるべき世において立派な

 

土台となるものを自分自身のために蓄え、まことのいのちを得るように

 

命じなさい。」(第一テモテ6:17~19)

 

 

 

また、私の神は、キリスト・イエスの栄光のうちにあるご自分の豊かさにしたがって、

 

あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。
 

20 私たちの父である神に、栄光が世々限りなくありますように。アーメン。

 

(ピリピ4:19)

 

 

 このブログをお読みくださり、ありがとうございます。もし、よろしかったら一日一回クリックしていただけると励まされます^^

 

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ にほんブログ村