小説「氷点」を書けた理由
三浦綾子さんは、ある日、小さな店を開いて、商売を始めました。
彼女は正直で、親切だったので客はどんどん増え、毎日トラックで品物が
入荷しても売り切れてしまうほどでした。
ところが、ある日、夫が家に帰ってきて、心配してこう言いました。
「どうしたものかな。
私たちの店のせいで、他の店がつぶれてしまった。
今日、あの向かいの店も閉店してしまったそうだ。」
それを聞いて彼女は、次の日から大量に仕入れていた品物を大幅に減らして、
何種類かだけを選んで置き、客が品物を買いに来たら、他の店に行くように
勧めました。
その結果、時間に余裕が出来、好きだった読書や文章を書くことが十分出来る
ようになりました。
こうして生まれた小説が、あの有名な「氷点」です。
主婦である三浦綾子さんが損得勘定を捨てて、空いた時間に書いた小説が
世界的なベストセラーになったのでした。
「まず神の国と神の義を求めなさい。
そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。
34 ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。
明日のことは明日が心配します。
苦労はその日その日に十分あります。」(マタイ6:33)
「どんな貪欲にも気をつけ、警戒しなさい。
人があり余るほど持っていても、その人のいのちは財産にあるのでは
ないからです。」(ルカ12:15~21)
「金持ちになりたがる人たちは、誘惑と罠と、また人を滅びと破滅に沈める、
愚かで有害な多くの欲望に陥ります。
10 金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。
ある人たちは金銭を追い求めたために、信仰から迷い出て、多くの苦痛で
自分を刺し貫きました。」(第一テモテ6:9~10)
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