進化論の証拠?

 

 進化論にはいくつかの証拠があると言われています。

 

 ところがそれらの証拠は、ことごとくデタラメなもの、或いは思い違いに

 

過ぎないものとして、却下されているということをご存じでしょうか。

 

 今日は数ある中から、3つ却下された証拠を紹介致しましょう。

 

ヘッケルさんのスケッチは本当じゃない?!バイブルキッズ

 

 第一に進化の歴史を再現する証拠として、色んな教科書は百科事典に

 

載っているヘッケルのスケッチが偽造された捏造品であることが立証された

 

ということです。

 

 このヘッケルというのはドイツの進化論学者です。

 

 彼はこう考えました。

 

 自然界には実に様々な姿の生物、動物がいるけど、成長した姿になるまで

 

どんどんどんどん遡っていくと、受精卵の段階に行きます。

 

 この受精卵からまもなく胚と言われる時期は、魚も亀もにわとりもウサギも

 

人も、ほぼ同じ形をしているというのです。

 

 そしてその同じ形をしている胚の”見事なスケッチ”を発表したのです。

 

 これを見ることで元は同じ生命体だと分かると言って来たのです。

 

 ところが、イギリスの医者であるヴィルヘルム・ヒス(1831年~1904年)

 

ヴィルヘルム・ヒス (1831年生) - Wikipedia さん

 

という人によって、ヘッケルのスケッチは実際の胚の姿に大幅に手を加え、まるで

 

そっくりになるように細工したことが明らかにされてしまったのです。

 

 すなわちこれは証拠にならない捏造品なのです。

 

 第二に、化石の記録です。

 

始祖鳥レプリカ070|恐竜・化石グッズの専門店 ふぉっしる さん

 

 代表的なものは始祖鳥です。

 

 この鳥の化石こそは、爬虫類から鳥への進化の過程を化石で示したものとして

 

今も教科書に載っています。

 

 ところで、どうして始祖鳥が爬虫類と鳥の中間生物だと考えられたんでしょう。

 

 それはこの鳥には歯が生えていること、また羽に爪があること、この2点なのです。

 

 爬虫類は歯があるし爪もあるが、鳥は歯もなく、爪もない。だから始祖鳥こそは、

 

 進化のプロセスを証明する中間生物だっていうんです。

 

手描き風のいろいろな爬虫類のイラストセットのイラスト素材 [78226727] - PIXTA さん

 

 ところがよくよく調べてみると、爬虫類の中には歯のあるものもあれば、歯のない

 

ものもあるのです。

 

 哺乳類だってある哺乳類には、歯がありますが、ある哺乳類には歯がありません。

 

 また鳥だって爪のあるものも、現在でも生息しているのです。

 

 そしてその鳥は、鳥として扱われているんです。

 

 つまり、始祖鳥は歯と爪のある鳥にしか過ぎず、中間生物の証拠としては全く

 

不十分なものなのです。

 

 第三に、痕跡器官への偏見です。

 

 19世紀の後半、ロバート・ビーダーシェイムという進化論学者は、人間がサルから

 

進化した証拠として、体の中に様々な役に立たない部分が残っていると言いました。

 

 そして180もの器官昔サルだったときの名残として指摘したのです。

 

 例えば扁桃腺、尾てい骨、胸腺、親知らず、耳の筋肉や体毛です。

 

 中でもやり玉に挙げられたのは盲腸(虫垂)です。

 

 何の役にも立たない、調理することを知らないサル時代の内臓の痕跡だという風に

 

決めつけられたのです。

 

一般財団法人 脳神経疾患研究所/総合南東北病院 知るほどTOPICS 盲腸って何?~急性虫垂炎について~ さん

 

 しかし、今日では、盲腸(虫垂)は免疫システムの一旦を担う重要な器官

 

考えられているのです。

 

 医学の知識は進むに連れて、無駄に見えた体の器官が、実は重要な働きをしていると

 

いうことが、次々と解明されるようになっていきました。

 

 体の中に無駄なものはないのです。

 

 従って痕跡器官という証拠も進化の証拠にはならないのです。

証拠が覆るなら結論も変えなければなりません。

 進化は事実ではないのです!

 聖書はこう語っています。

 


目を高く上げて、だれがこれらを創造したかを見よ。

 

 この方は、その万象を数えて呼び出し、一つ一つ、その名をもって、呼ばれる。

 

この方は精力に満ち、その力は強い。一つももれるものはない。」(イザヤ40:26)

 目を高く上げて宇宙を見渡すとき、天体運動の正確さや、太陽と地球の距離など、

 

様々なものを見ていくと、実に絶妙に仕組まれているのです。

 

 まるで地球で、私たちが生きていくために、丁度良いように何者かが、調整して

 

下さったかのようです。

 

 その何者かこそは、あなたをお造りになった真の神さま創造主なる方なのです。(参考/「聖書と福音」)

 

あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。

 

 わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない』と言う年月が近づく前に。


 2 太陽と光、月と星が暗くなる前に、また雨の後に雨雲が戻って来る前に。

(伝道者12:1~2)

 

 

私が隠れた所で造られ地の深い所で織り上げられたとき私の骨組みはあなたに

 

隠れてはいませんでした。
 

 16 あなたの目は胎児の私を見られあなたの書物にすべてが記されました。

 

 私のために作られた日々がしかもその一日もないうちに。
 

 17 神よあなたの御思いを知るのはなんと難しいことでしょう。

 

 そのすべてはなんと多いことでしょう。
 

 18 数えようとしてもそれは砂よりも数多いのです。

 

 私が目覚めるとき私はなおもあなたとともにいます。」(詩篇139:15~18)

 

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