祈る前にすべき大切なこと(ジョージ・ミュラー)

ジョージ・ミュラー

 5万回の祈りの答えをいただいたジョージ・ミュラーは30歳のときに孤児院を始めました。彼は一体どのようにして神の御心を知ったのでしょか?

 ミュラーはある日、祈りながら、詩篇を読んでいるとき、神様の御心を知ったのです。

 それは詩篇68:5「みなしごの父,やもめのさばき人は聖なる住まいにおられる神」というみことばでした。

聖書

 このみことばが心の中に飛び込んできたのです。「そうかあー。神様は孤児たちの父なんだー!」。

 彼はロンドンの道端をさまよっていた多くの孤児たちを見て、胸を痛めていたのですが、神様の御心を知らなかったので、そのときまでどうすることもできませんでした。

 ところが聖書に「孤児の父は神様・・・!」と記されているのを読んで、「子供たちに食べさせない親がどこにあるか!神様は必ず孤児たちに食べさせられるのだ!」と確信しました。

 そこで、彼は宣教師として海外に行くことを放棄し、この神様の御心に従うことを決心し、一生涯、ひれ伏して祈る祈りの人となったのです。

孤児院

 30歳のとき、孤児院を始めてから、93歳のときに天に召されるまでの63年間、彼はただひたすら神様だけにより頼んで、孤児院を運営しました。

 彼が生きていたときに神様からいただいた金額が現在の額に直して約40億円に及ぶと言われています。

 彼はただの一度も、
「お金がこれだけ必要です」と人々に訴えたことはありませんでした。なぜでしょうか?

 詩篇68:5「みなしごの父」というみことばの約束をしっかり握り続けていたからです。

 彼は「神様は孤児たちのお父さんであるから、必ず孤児たちに食べさせてくださる」と確信していたからです。

孤児院1

 ですから、彼を通して3000名以上の孤児たちを食べさせ、着させ、学校に送りました。40億のお金をただお祈りだけで受け取ったのです!

 ここで大切なことは、ジョージ・ミューラーは祈りを捧げる前に、必ず聖書のみことばを通して神様の御心を捜したということです。

 彼は自分が捧げる祈りが聖書のどこに記されているのかを探し出し、確信を持って祈りました。漠然とした祈りではなかったのです。

Reading

 あるときは、祈る前に何日も聖書を読んで、自分が求めようとする祈りの課題が、神様の御心の中に記録されているか探したそうです。

 熱心に聖書を読んで、神様の御心を悟り、それを実行するなら、驚くべき祝福へと導かれるのです!

ただ、おことばを下さい。そうすれば、私のしもべは直ります」(マタイ8:8)

だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なう者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。

 雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです
」(マタイ7:24-25)

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