主のみわざを体験する方法(コーリー・テンブーム)

 ナチス・ドイツに捕らえられ、強制収容所に入れられた伝道者、コーリー・テンブームのことをご存知の方も多いと思います。

彼女は戦後、世界中至るところで福音を宣べ伝えていました。

コーリー・テンブーム

 彼女はオーストラリアで福音を宣べ伝えた後、シドニー空港から飛行機に乗りました。

そして離陸し、2時間たった時のことです。

 飛行機の中で「ハッ」としました。

自分が持って行かなければならない鞄を空港ロビーに置き忘れてしまったからです。

 何と言うことでしょうか!

その中には非常に大切な重要書類が入っていたのです。

彼女はもうあわててスチュワーデスさんを呼びました。

スチュワーデス

 「私はとっても重要な書類の入った鞄を空港ロビーに忘れてしまいました!何とかならないでしょうか!」。

 「あのー、お客様!もう飛行機が飛び立って2時間です。申し訳ありませんが、戻ることは不可能です」。

 もうどうしようもありません。

彼女は神様にすがりました。

そのとき、神様のみことばが与えられました。

「すべてのことについて感謝しなさい」。

感謝

 だから彼女はこのように、感謝を捧げました。

「神様、私が本来、持って行かなければならない鞄を空港ロビーに置き忘れたことを感謝します」。

 「今2時間飛びました。感謝します。戻るのは不可能ですと言われたことを感謝します」。

 彼女は自分のミスによって自分を責めたり、不平不満を言う事もしませんでした。

 なぜなら、「すべてのことについて感謝しなさい」と言うことばは神様の命令だからです。

彼女はすべてを感謝したのです!


すると、しばらくして機内放送がありました。

飛行機内

「乗客の皆さん。まことに申し訳ございません。今飛行機の機体に異常が生じました。そのため急遽シドニー空港に引き返します」。

 それを聞いた乗客はもう真っ青になって、飛行機が墜落するのではないかと居ても立ってもいられなくなりました。

 しかし、コーリンテンブームだけは顔を輝やかせ、喜びに満たされて祈りました。

「神様、感謝いたします」。

スマイル

 難しい状況に直面すると、私たちは「感謝なんてとんでもない!」と苛立ち、否定的な言葉を口から出します。

しかし、その時、自分の感情に従うのを止めませんか?

そして「すべての事について、感謝しなさい」という神様のみことばに、従ってみませんか?

 すると、驚くべき主のみわざを体験するのです!

「すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」(第一テサロニケ5:18)

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