どのようにして5名から87万名の教会になったのか(6)(チョー・ヨンギ師)

 西大門(ソデムン)に移転する時、多くの人は「チョー牧師は

誤った決定を下した」と言いました。

 人々はこう言ったのです。

西大門

「西大門の交差点のすぐ近くには貞洞(チョンドン)教会があり、

独立門(トンニムムン)教会があり、永樂(ヨンナク)教会があり、

様々な大きな教会があるのに、そこで生き残れるはずがない」

 けれども、チョー先生は次のように宣言しました。

人間的に生き残ろうとするなら生き残れないが、自分がそこに

移転するのではなく、イエス様と共に移転するならば大丈夫だ。

 罪ある人、病人、貧しく苦しんでいる人にはイエス様が必要だ。

 人の欲求や必要を満たし、一人ひとりを新しく変えてくださるお方、

そのお方、主と共に移転するから、主を必要とする人々は皆やって来る!


 神様が私たちの必要を満たしてくださり、私たちを変えてくだされば、

主はそこに臨まれます。

井戸

 渇ききっている人は井戸を探し、お腹の空いている人は食事を探します。

 そのように、人は神様を探します。

 特に、チョー先生は早天祈祷を非常に強調し、尽力したので、早天

出席者数がどんどん増えていきます。

 早天祈祷だけでなく、徹夜祈祷も行いました。

 その結果、一万人、二万人、三万人と出席者数が飛躍的に増え、会堂に

入ることができなくなりました。

 主日になると、完全に車で西大門一帯が渋滞するので、ソウル市から、

「交通マヒを起こすので、教会を移転せよ」と命じられました。

 しかし、集まって来る人々はみんなホームレスたちでした。

 彼らは慶尚道(キョンサンド)や全羅道(チョルラド)からソウルに

上京して来ても、住む所がありませんでした。

行商人

 それで彼らは、商売用の魚や商品を礼拝堂に置いたまま教会で寝泊りし、

早天の礼拝を捧げ、会堂から商いに出かけたのです。

 ですから教会堂に入れば、魚の生臭い臭いやありとあらゆる

臭いがしました。

 このように、教会員たちは沢山いてもお金がありませんでした。

 その時、神様に切に祈りました。

祈り

「神様、教会は今、苦しい状況で、大変です!

 神様が助けてくださらなければ立ち行きません。

 神様、助けてください!」

 すると丁度、ソウル市が汝矣島(ヨイド)を開発すると言うのです。

 しかし、誰もヨイドに行こうとはしませんでした。

 なぜなら、ヨイドには道もなく、電気、水道、オンドル(床暖房)も

何もなく、全ての生活施設が何もなかったからです。

 ですから、その当時、人々はヨイドを見向きもしませんでした。

 キム・ヒョンオク市長は困り果てていました。

 その一方、教会は引越しする所がないので、キム・ヒョンオク市長の

所に行って、「ヨイドの土地を売ってほしい」と言いました。


市長

 すると、市長は大喜びで「10万坪をあげよう」と言うのです。

 それでチョー先生は「3千坪だけください」と言うと、「どうして3千坪

なのか?

 10万坪を使いなさい!」と言うのです。

「あなたの口を大きくあけよ。わたしが、それを満たそう」(詩篇81:10)

と仰る主のみことばは真実です。


 神様は私たちが求めることや考えること以上、溢れるほど十分に

満たされる神様なのです。

 神様には不足がありません。

汝矣島純福音教会

 その時、チョー先生が口を大きく開けたので、87万名の

教会へと成長していったのです!



わたし自身、あなたがたのために立てている計画をよく知っている──

【主】のことば──。

 それはわざわいではなく平安を与える計画であり、あなたがたに将来と

希望を与えるためのものだ。

 12 あなたがたがわたしに呼びかけ、来て、わたしに祈るなら、わたしは

あなたがたに耳を傾ける。

 13 あなたがたがわたしを捜し求めるとき、心を尽くしてわたしを求める

なら、わたしを見つける。
」(エレミヤ29:11~13)



恐れるな。

 わたしはあなたとともにいる。

 たじろぐな。

 わたしがあなたの神だから。

 わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、

あなたを守る。

 11 見よ。あなたに向かっていきり立つ者はみな恥を見て辱められ、

あなたと争う者たちは無いもののようになって滅びる。
」(イザヤ41:10~11)


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