不幸に見えることの中に最高の幸せが隠されている!

 「十字架のかげに」「罪とがを赦され」「恐れなく近寄れと」等、

5000以上の讃美歌を作詞した女性をご存知でしょうか?


crosby

 ファニー・クロスビー(1820年~1915年)です。

 実は、彼女が生まれて6ヶ月の時に、目にばい菌が入りました。

 それで、お医者さんに連れて行かれましたが、そのお医者さんが

やぶ医者だったのです。

 その結果、彼女は生後6ヶ月から、目が見えない人生を歩まなければ

なりませんでした。


 その後、すぐに彼女のお父さんが亡くなります。

 それで、彼女はお母さんとおばあちゃんに育てられました。

 お母さんは生計を立てるため、朝早くから仕事に出かけ、夜遅く

帰る生活です。

grandmother

 ですから、おばあちゃんが彼女の面倒をみました。

 ところが、このおばあちゃんが信仰の深い方でした。

 毎日、ファニー・クロスビーに一生懸命、神様の話を聞かせました。

 そればかりか聖書の言葉を暗記させたのです。

 それが、後に、彼女が聖書に基づいた美しい詩を作る材料と

なったのです。


 彼女はこう言っています。

blind

失明したことは、私の人生の中で起こった最高の出来事でした。

 もし、この目が見えていたならば、私はこんなにも沢山の詩を作ることは

出来なかったと思います。


 彼女を盲目にしてしまったお医者さんはその町に住めなくなって、

逃げ出して行方不明になりました。

 後に、クロスビーはそのお医者さんを捜そうとしたのですが、

見つかりませんでした。

 彼女はこう言っています。

もし今、私が彼に会うことができたら、私はどうしても

伝えたいことがあります。

 私が盲人になったことで、自分を責めないで欲しいということです。

 あなたにとっては失敗だったかもしれないけれど、神様にとって、

それは失敗ではなかったからです。


blind1

 私は、目が見えないことを通して、多くのものを見ることが

できるようになりました。

 神様への賛美の歌を歌い、他の人を励ます者として用いていただける

からです。

 私は世界で一番幸せな者だと思います。


 神様は私たち一人ひとりに対して、人知をはるかに超えたご計画を

もっておられます。

 ですから、自分の弱さ、足りなさを見て落胆するのではなく、主に切に

祈り求めることを主は願っておられます!

plan

わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。

 ――主の御告げ――それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、

あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。

 あなたがたがわたしを呼び求めて歩き、わたしに祈るなら、わたしは

あなたがたに聞こう。

 もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを

見つけるだろう
」(エレミヤ29:11~13)


すべての事について、感謝しなさい。

 これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んで

おられることです
」(第一テサロニケ5:18)

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