幸せな人生の鍵(ジェフ・ヘンダーソン)

 ロスの暗黒街を牛耳っていたコカインの密売人がいました。

ジェフ

 その名前はジェフ・ヘンダーソ ン。

 彼はロサンゼルスの路地裏の貧民街で生まれ、両親の離婚、貧困、

そして劣悪な環境の中で10歳になる前に片目が失明し、路地裏の

チンピラになりました。

 生活苦の中で彼は盗みをし、中学時代には悪い友だちと付き合い、

ついにはコカイン密売取引をするまでになりました。

 お金儲けをするためなら、どんなことでもしました。

ジェフ1

 そして24歳になった年に、コカイン密売罪によって逮捕されました。

 未来も希望も見えない刑務所の中で、彼は服役者たちが一番嫌がる

台所の皿洗いをしなければなりませんでした。

 彼は毎日3度、1500人もの服役者の皿洗いをしました。

 そのようなある日、彼は偶然、パン作りの専門シェフの姿を見て、

シェフの魅力にとりつかれました


 そして出所後、全米トップクラスの料理人への道を進みます。

ジェフ2

 ラスヴェガスの「シーザーズ・パレス・ホテル」で、アフリカ系

アメリカ人として初の料理長に任じられ、現在は「カフェ・ベラージオ」

の総料理長
を務めているのです。

 彼を変えたものは何だったのでしょうか?

 ”シェフになるという夢”でした。

 最高のシェフになるという夢でした。

  夢は非常に大切です。

幻がなければ、民はほしいままにふるまう」(箴言29:18)と聖書に

語られているからです。

 夢があれば運命が変わります

 夢がなければ風に飛ばされて行くチリになってしまいます。

ジェフ3

 彼の書いた「人生を料理した男」は映画化されました。

 また、今、彼はティーンエイジャーたちへの講演活動

積極的に行っています。

 ですから、皆さん!

 私たちの心の中に、何か夢を持つということは

非常に大切なことなのです。


 聖書は言います。

あなたの口を大きく開けよ。わたしが、それを満たそう」(詩篇81:10)。

 夢を大きく持てば、神様が満たしてくださるのです。

戸をたたいている愛する方(イエス様)の声。

『わが妹、わが愛する者よ。戸をあけておくれ。私の鳩よ。

汚れのないものよ。私の頭は露にぬれ、髪の毛も夜のしずくで

ぬれている。』
」(雅歌5:2)

エレミヤ29

わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。

――主の御告げ――それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、

あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。

 あなたがたがわたしを呼び求めて歩き、わたしに祈るなら、わたしは

あなたがたに聞こう。

 もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを

見つけるだろう。

 わたしはあなたがたに見つけられる。
」(エレミヤ29:11~14)

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