神の栄光を現わすために何をするべきか?

 私たちの人生の目的は何でしょうか?

 パウロはこう言っています。

 「こういうわけで、あなたがたは、食べるにも飲むにも、何を

するにも、すべて神の栄光を現すためにしなさい
。」(第一コリント10:31)。

 ですから、イザヤもこう言っています。

わたしの名で呼ばれるすべての者は、わたしの栄光のために、

わたしがこれを創造した。

 これを形造り、また、これを造った。
」(イザヤ43:7)

 では、どのようにしたら神の栄光を現わすことが出来るのでしょうか?

 一人の人物を通して考えてみましょう!

ムーディ2

 4歳の時にお父さんと死別し、貧しい家庭で育ち、初等教育をまともに

受けることができない少年がいました。

 彼は生計のために靴の販売をしていましたが、その時に伝道され、

信仰を得ました。

 それ以降、一生懸命に祈り、御言葉を学び、その時代を代表する

福音伝道者になりました。

 ドワイト・ムーディーです!

 ドワイト・ムーディーは19世紀アメリカが生んだ世界的伝道者です。

 それは彼が「自分の言葉を伝えずに、神様の御言葉を伝えなさい

というヘンリー・ムーアハウスの忠告を心に刻み、毎日謙遜な思いで

聖書を読み、神様だけを頼ったからでした。

ムーディ

 D.L ムーディーは、神学校を卒業できませんでした!

 なぜなら小学校も卒業できなかったからです!

 高校ももちろん卒業できず、大学入学は全く考えられませんでした。

 彼はただ、神様の召しを受けて、神様の御言葉を昼夜、黙想し、

研究しただけでした。


 しかし、その頃、D.L ムーディーほど聖書を深く知っていた人は

いなかった
のです。

ムーディ1

 そして、彼が牧会したシカゴには多くの人が集まりました。

 聖日礼拝に出席しようとするなら、何時間も並んで待たなければ

なりませんでした。

 しかし実際にはD.L ムーディーは、世の中の履歴を見れば無、

ゼロです。

 ですから、このことは、神様の御言葉がどれほど人を知恵を

与え、聡明にするのか、才能と能力を与えるのか?ということを

私たちに教えている
のです。

 御言葉がそのように私たちを知恵深く、賢い人にするのです!

トーレイ

 R.A.トーレイは、こう言いました。

「ムーディーは神学を専攻しませんでしたが、私は断固として、

彼は学者だったと言います。

 彼は毎日明け方の4時に起きて、神様の御言葉を深く研究しました。

 彼は科学や哲学、文学、当時の流行と流れについてはほとんど

知りませんでした。

 しかし人々がそれほどまでにムーディーの説教を聞くために集まって

来た理由は、この世が本当に切に知りたいと願う一冊の本について

よく知っていたからだ。」

 私たちが本当に知らなければならない一冊の本、それはまさに

聖書なのです。

聖書

 この世の 全てのことを全て忘れてしまっても、御言葉を心に抱いて

いれば、私たちは希望を持って夢見ることができるのです。


わたし(イエス・キリスト)があなたがたに話してきたことばは、

霊であり、またいのちです。
」(ヨハネ6:63)



神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、

たましいと霊、関節と骨髄を分けるまでに刺し貫き、心の思いや

はかりごとを見分けることができます。

 13 神の御前にあらわでない被造物はありません。

 神の目にはすべてが裸であり、さらけ出されています。

 この神に対して、私たちは申し開きをするのです。
」(へブル4:12~13)


 神のみことばとは”神の目”なのです!


私のたましいは、あなたの救いを慕って絶え入るばかりです。

 私はあなたのみことばを待ち望んでいます。

 私の目は、みことばを慕って絶え入るばかりです
」(詩篇119:81~82)



 神のみことばを慕い求め、愛していくなら、神の栄光を

現わす器となるのです!


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