あなたは何を見ているか?

 人生はあなたが何を見ているかで決まります!

 ある幸せな家庭がありました。

 その夫は船長で、子供が3人いました。

 しかし船が遭難して夫が海で亡くなってしまいました。

 歳月が過ぎ去り、長男が職に就いたのですが、父親と同じように

船に乗ると言って聞かず、彼も父親と同様に船長になり、その船も

遭難して長男も亡くなりました。


 次男が成長して、母親には内緒で船長になり、やはり海で

溺れ死にました。


 ところが1人残った末っ子もひっきりなしに船に乗ると言います。

「お母さん、僕も絶対に船に乗りたい」と。

 母親が泣いてすがっても、「自分は船に乗ることが自分の使命

だからお母さんは止めないでくれ」と言います。

カウンセリング

 それで牧師先生の所に相談に行きました。

「牧師先生、私の夫も船に乗って死に、長男も次男も皆海で命を

失ったのですが、三番目の子もまた船に乗ると言うのです。

 いくら止めても聞かないのでどうすればよいでしょうか?」

 それで牧師先生が一緒に家にやって来てくれました。

 牧師が家の中を見回すと、家の正面の壁に食卓があるのですが、

いつも見える正面の壁の一番良い場所に、彼女の夫の写真があります。

船長とパイプ

 マドロスハットをかぶって、海風に吹かれながらパイプをくわえて

いるところを撮った写真です。

 とても素敵な写真です。

 しかし、その牧師がそれを見て言いました。

すぐにこの写真を外してください。」と言います。

 夫人が「亡くなった夫の写真なのに、どうしてですか。」

と驚いて言うと、牧師は答えました。

「これがあなたの子どもたちを皆海に連れて行きます。

 なぜならば見ているものを信じるようになり、信じたとおりに

行うようになるからです。


 それでその夫人がその写真を外して「それではどのように

しましょうか。」と尋ねると、牧師は次のように答えました。

「画家にお願いして、絵を描いてもらうのです。

牛と羊

 山と野原がある田舎の風景を描き、そこに羊と牛の群れが

草を食んでいる絵です。

 そしてあなたの末子が農業をしている末っ子の三男の絵を

画家にお願いして描いてもらい、ここに掛けてください。」


 それでその夫人がその通りにすると、末っ子が激しく怒ります。

「お父さんの写真をどうして外したの!僕の許可も得ずに…。」

 夫人が「私の夫だよ。私の夫だから、私の夫を思い通りに

しただけなのに、どうして文句をつけるの・・・」と言いました。

三男

 それで三男が農業をしている絵を飾り続けました。

 末っ子は願っても願わなくても、毎日、食事をする時に自分の絵を

見たのです。

 そこには、どこかの山の村で羊と牛を育てている自分の姿が

描かれているので、歳月がしばらくたつと「お母さん、僕、船に

乗らない!農村に行って農作業をしたい。」と言い出したのです。


 それで、その息子が農村に行って農作業をして、死なずに

生きたそうです!

 ここから教えられる教訓は何でしょうか?

 それは、問題があれば見える所に絵を描いて掛けておくことです。

 なぜなら、人は見ているものに影響されるからです。


 ですから、私たち信仰者の原点であるイエス様の十字架を

いつも見る必要がります!


 あなたは壁に十字架を飾っていますか?



 また、イエス様が再臨され、私たちを携挙してくださることを

信じているでしょうか?

 世は全く新しく変えられ、いわゆる新天新地が実現します^^

そして永遠に主とともに生きるのです^^

 そして、この地上において主は私たちの変えられた姿を

見ておられるのです。

 たとえ罪に倒れたとしても、その先にある輝いた姿、主の栄光を

現わしている姿をご覧になっておられるのです!


キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、

 私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に

変えてくださいます。
」(ピリピ3:21)




 ですから、私たちもイエス様に出会うときをイメージし続けましょう^^


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