昨今煙草の紫煙が煙る昭和の喫茶店は絶滅危惧種になった感があるが
昭和の時代には個性的で一度は訪れてみたい話題の喫茶店が幾つかあった。
僕らの時代の呉では16歳の誕生日を迎え自動二輪免許を取ってバイクを買ったら
東広島の西条にあるホラー喫茶「伴天連」に行くのが登竜門だったし
18歳になって車の免許を取って車を買ったら山口県の岩国にある
炉端焼きいろり「山賊」に行くのが登竜門だった。
その頃、山賊同様に登竜門的存在だったのが今回取り上げた
岡山県倉敷市にあった喫茶店「パピン」だった。
倉敷の国道2号線沿いにあった喫茶店「パピン」は天地が
逆さまになった建物がインパクトがある喫茶店だった。
冒頭の写真下段左は1981年(昭和56年)11月21日にパピンに訪れた時の物だが
当時僕は18歳になったばかりで広島県立呉高等職業訓練校美容科の学生で
同校の同級生4人で修学旅行と称し車で大阪に遊びに行く途中に立ち寄った時の物だ。
僕が着てるクリームソーダのVのトレーナーが時代を感じますね~(笑)
パピンは逆さまに建った建物がインパクト大だが何と店内も逆さまになっていた。
照明は床に、絨毯が天井に、天井に机がくっついていたり
植木も天井からぶら下がっていて赤い電話BOXも時計も逆さま。
店内が全体的に建物に合わせて少し傾いていてテーブルは水平だけど
イスが傾いていたのでテーブルが傾いているように思える。
コップにも傾斜が付いてたんで錯覚でどれが水平なのかわからなくなり
平衡感覚が狂い店内にいると徐々に気分が悪くなったのを覚えている。
店内にはパピンの建物の形をした貯金箱も売ってましたね~。
噂によれば80年代の終わり頃にパピンは閉店し建物は取り壊されたようですが
こんな個性的な喫茶店は、どこの店も同じようなレイアウトの昨今主流の
コーヒーショップのチェーン店やお洒落なカフェとは一線を画していると思うし
やはり昭和は刺激的で面白く良い時代だったと思いますね~! ジャンジャン!!

