This is I | PRAINSのブログ

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今年2月10日よりNetflixで配信が始まったNetflix映画「This is I」を観た。

当作品はタレント・はるな愛の実話を元に本当の自分のあり方を

探し求めながら夢を追う主人公の葛藤と、その人生に大きな

転機をもたらした医師との出会いを描いたドラマ。

 

はるな愛の自伝「素晴らしき、この人生」と医師・和田耕治氏についての

ノンフィクション書籍「ペニスカッター:性同一性障害を救った医師の物語」を

参考に当時の日本ではタブー視されていた性別適合手術の現実と

ふたりの強い信頼関係を時代を彩る昭和から平成にかけての

ヒット曲と軽やかなダンスとともに描いた伝記映画だ。

 

 

<あらすじ>

 

幼い頃からアイドルを夢見ていたケンジは成長とともに

女性になりたいと思う自分と周囲の好奇な視線に悩むようになる。

 

学校でイジメを受け家族にも相談できずにいたケンジは両親に内緒で

働きはじめたショーパブで、華やかで個性的なメンバーたちと知り合い

「アイ」という名前でステージデビューを果たす。

 

そしてアイは貴公子のようなダンサー・タクヤと恋に落ちる。

一方、過去に患者を救えなかった苦悩を抱える医師・和田は

アイの深い苦悩を知り性別適合手術の世界に足を踏み入れることを決意する。

アイとの出会いを通じて和田もまた本当の医療とは何かに向き合っていく。

 

 

いや~、僕ははるな愛自体には全く以って興味はないのだが

作品自体は如何にもNetflixらしい面白い映画だと思った。

この作品は連ドラじゃなく尺的にも映画で正解だったとも思った。

 

まあ僕は幸いにも性同一性障害じゃないので彼女?彼?らの苦しみを

正直分かり切る事は出来ないし感情移入し難かったけど、きっと劇中では

描ききれないほど沢山苦しんで涙したに違いないと想像することは容易い。

 

現代でこそGenderというカッコいい呼び方が定着し

Genderも決して日陰の存在じゃなく市民権を得た時代になったが

昭和の時代の男の子たちは、ある意味正直であり残酷でもあったんで

小学生の頃周りにそんな奴がいたら僕も残酷な言葉を投げかけたかもしれない。

 

昭和の時代の芸能界にもオカマやホモをカミングアウトしたタレントはいたが

少なからず彼らを見る目は好奇であり、それが一般人ともなれば変態扱い。

そんな風潮に風穴を開け風向きを変えたのが、はるな愛だったんじゃなかろうか。

失礼ながらそれまでの性同一性障害者はどこかキモイ感があったが

はるな愛は女性として完成度が高く明るいキャラだった事も好印象だった。

 

しかし反面その現象の副作用が出た事も確かだった。

Genderを自称する者が次から次へと現れ一時芸能界を席捲した。

Genderの特番まで組まれGenderは流行りになり住職のGenderまで出て来た(笑)

個人的には今更Genderを否定する事も差別する事もないが当時はウンザリしたし

Genderを売りにして有名になるとか金を稼ぐのはちょっと違うと思っていた。

まあ視聴率さえ取れれば何でもいいって風潮だったテレビ局も悪いですがね。

 

 

それにしても主役のアイを演じた望月春希君という俳優はハマリ役だった。

どうやら彼はGenderではないようだが完全にGenderのイメージが定着した感がある。

彼はオーディションで選ばれた新人らしいが今後この役を越えられる

ハマり役と出会えるのだろうかと心配になるレベルだ。

 

YouTubeのメイキングには映画のモデルになった はるな愛も出てますが

加齢による弊害で代謝が悪くなったのか、儲けすぎて食べ過ぎか

ストレスか、はたまた女性ホルモンの摂り過ぎかはわかりませんが

ちょっと見ない間に体が大きく成長したようですね~(笑)

 

最後に個人的に劇中で使われた昭和歌謡を含む12曲の楽曲が時代を彩り懐かしかった。

僕が聖子ちゃんを聴いてた頃に、はるな愛はまた違った感情で聴いてたんだなって思った。

いや~、それにしてもNetflix制作映像作品はクォリティーも高いし目の付け所も良い。

次はどんな興味深い作品が出て来るのか楽しみですね! ジャンジャン!!