数年前から気になってたチャイナボタンのチャイナシャツ。
しかしなかなか思うようなデザインのチャイナシャツに出会わず
購入に至ってなかったんですが何度かネットでチャイナシャツと
検索してたからか、あなたへのお勧め商品としてデニム生地の
チャイナシャツがアップされ、これならと思い購入してみた。
karakuというレトロクロージングなファッションを主に
お手頃価格でネット販売してるブランドみたいですね。
個人的にチャイナシャツで拘ってたのは本家本元のチャイナ服のような
サテン生地に派手なプリントに派手な細工のチャイナボタンじゃない事。
襟付きシャツじゃなくスタンドカラーである事が必須だった。
で、届いたチャイナシャツを着て写真を撮ってみたが
我ながら本当の中国人に見えるじゃないか
カンフー映画に脇役で出てても違和感ないぞ(笑)
と、いう事だが僕とチャイナ服との出会いは今から遡る事
46年前の中学3年だった1978年(昭和53年)の事だった。
中学3年になる目前の1978年(昭和53年)3月に永ちゃんがリリースした
シングル「時間よ止まれ」のB面に収録されてた「チャイナタウン」を聴いた時に
横浜の中華街の事だろうなと思ったしチャイナという言葉が妙に耳に残った。
「♪チャイナタウンこの街を行けばお前との想い出が 風のように頬を打つ
チャイナタウン空のポケットに夢ばかり詰め込んで 生きていた二人さ…」
それから僕は何を思ったのか写真右上のイメージ画像のような
オレンジ色に龍がプリントしてあるサテン生地の
ド派手なチャイナ服の購入に至る(笑)
この手の服はPopeyeなどのファッション誌には出てないし
不良な先輩が着ていた姿も見覚えがないし広商店街で買ったと思うが
今となってはどこの店で何故買ったのかも覚えてない。
ちなみに写真は当時の広商店街の写真にオレンジ色のチャイナ服を
着た中学3年の時の僕の写真をコラージュした物です。
覚えている事は母に見つかったら怒られると思い
買って帰って直ぐにファンシーケースの奥に隠した事(笑)
しかし暫くして母に見つかって廃棄されそうになり
慌てて今でも懇意にしてる先輩の家に持って行って匿って貰った。
ハッキリ覚えてないがその後先輩の家に置きっぱなしにしたんじゃなかろうか。
翌年、高校に入学した1979年(昭和54年)6月にアン・ルイスさんが
リリースした「アイム・ロンリー・レディー」も思い出深い。
「♪チャイナタウンあたりじゃ あたしもちょっと顔よ…
チャイナドレスはブルー あの日から同じ色…」
アイドル歌手でデビューしたアンさんは前年1978年に突如
ツッパリ路線に路線変更して「女はそれを我慢できない」
「女にスジは通らない」と立て続けに強い女の曲をリリース。
個人的にはこの頃のアンさんが一番好きだ。
僕は決して中国に憧れがあるわけでもないし中国人をカッコいいとは
思わないのだが、こうした経緯が刷り込まれたのか僕は
チャイナのニュアンスは好きでミヤニシ時代の1987年(昭和62年)に
責任者として主催したヘアーショー(写真右下)のタイトルも
「上海夢思(シャンハイドリーム)」と命名してチャイナ服を着た
モデルを使ったし独立開業してからもオリエンタルモダンブランド
「コキュ(COCUE)」のチャイナ服をモデルに着させて
ヘアーショーに出たり美容専門誌に作品提供したりもした。
まあ還暦にもなった今になって中学生の時に買ったような派手な
チャイナ服は着ようとは思いませんが(笑)CKBの横山剣さんも
オリエンタル調な曲を歌ったりステージ衣装も着てる。
今回買ったくらいのニュアンスのチャイナシャツなら
良いんじゃないかな~?! ジャンジャン!!