今回、尾道くんだりまで来た目的の一つが今や尾道観光の名所にもなった
千光寺に行くまでの急勾配な猫の細道の途中にあるカフェ「梟の館」だった。
ネットの画像検索して趣きのある店で行ってみたいな~って思ったんですよね。
てか、梟の館に行く前に結構激しい雨が降ったんで雨の中急勾配の坂道を
上り下りするのは危険だし疲れると思い躊躇したんですが
直前に雨が止んだんで老体に鞭打って登ってみたのだ(笑)
梟の館は元々は山手地区の中腹にある大正時代の
瀟洒な建物だったそうで人が住まなくなり廃屋同然になっていた所を
園山春二氏により手が加えられ尾道水道を一望できるカフェ&美術館へと
生まれ変わり月に一度、満月の夜にだけ「観月夜会」という
完全予約制のワインバーが開催されてるという事だった。
店内は所狭しと梟のオブジェで埋め尽くされ
まるでジブリの世界を思わすような空間だった。
ちょうど園山春二氏がいらしたんで色々話を伺った。
園山氏は現在80歳でフランス生まれで高校生になるまで
フランスに住んでおりその後親の故郷尾道に帰って来たそうだ。
フランスでは梟は強さを象徴する生き物とされており
男の子が生まれると梟のオブジェの類を贈る習慣があるそうで
梟をモチーフにしたカフェ美術館を造ったそうだ。
ちなみに飲み物の下に敷いてる紙に書かれた梟のイラストは
園山氏が目の前で描いて下さったものだ。
てか、僕の実家は長浜の山の麓にあって子供の頃は野山を駆け回り
色んな生き物を生で見たが梟を見かけた事はなかった。
梟と言えば科学忍者隊ガッチャマンに登場する「みみずくの竜」しか
イメージにないが(笑)見かけによらず獰猛な鳥類みたいですね。
今回尾道に行って思ったのは尾道市の人口は呉市の約半数の
10万人程度だって事で人口も減少してるって事だったが
少なくとも今の段階では呉より活気があり観光地として
魅力ある町づくりをしてるように感じた。
尾道市は呉市によく似た造船で栄えた港町だが
上手く歴史を活用して観光地としてアピールしてる。
呉も観光の素材はあると思うし尾道に負けないように
町づくりすればいいのにな~って思いますよ。
と、いう事でこれにてオヤジたちのB級グルメ旅は終了!
ジャンジャン!!