少年探偵団(BD7) | PRAINSのブログ

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たぶん知らない人の方が多いと思われるが1975年(昭和50年)10月から

翌1976年(昭和51年)3月末の半年間だけ日テレ系で放送された

特撮番組「少年探偵団 BD7」はある意味思い出深いドラマだ。

当時僕は小学校6年生だったが、この作品がもし半年遅れての

放送だったら中学生になってた僕は絶対に観てないだろう。

 

当番組の主役である少年探偵団 BD7は名探偵

明智小五郎の養子である小林少年が結成したチーム。

BD7(ビーディーセブン)とは「Boy Detectives Seven

(7人の少年探偵団)」の略で作中では探偵団の愛称として使われた。
小林少年とガッツ、ゴムカン、オウム、トンボ、キカイ、マジョの

7人の団員が力を合わせて世界をまたにかける怪人二十面相の

魔の手をくぐり抜け戦うという内容の子供向け特撮ドラマだった。

 

 

主題歌・挿入歌を歌うのはアニソンの帝王・水木一郎さん。

主役の小林君を演じた黒沢浩の実妹である当時お茶の間から絶大な人気があった

キャロライン洋子が1話と2話にゲスト出演して話題となったりしたが

何と言っても個人的に当ドラマで最も刺激を受け影響されたのが

BD7のメンバーが乗るブリヂストンのフラッシャー付自転車

「アストロG」と今で言う所のキックボードをチェーン駆動で走らせる

ホンダが制作販売していた乗用玩具「ローラースルーGOGO」だった。

 

番組の内容は殆ど覚えていないのだが同世代の子供が主役とあって

番組に触発されてクラスの仲間と少年探偵団を結成したりもした。

ドラマみたいに皆にニックネームを付けてニックネームで呼び合っていたが

僕が団長でジャックというニックネームだったのを覚えている(笑)

 

事件などありもしないのに友人達と山や海に偵察に行ったり各人の家に集まり

ミーティングや決め事を考えたりしていたし揃いのメモ帳も作っていた。

山に入って二手に分かれ鉛筆キャップを笛替わりにして

笛の吹き方や吹く回数で暗号を決めていてピーピー鳴らして

仲間と連絡を取り合うって事もやってたし捜査の修行と称して

畑の肥溜めを飛び越える肝試し的な練習もしたが

失敗して肥溜めに落ちた奴もいた!(笑)

 

 

僕は団長だったんで劇中で小林君が乗ってる

フラッシャー付きの自転車が欲しかったが買ってもらえず

代わりに買ってもらったのが1976年(昭和51年)初頭に発売された

ローラースルーGOGOの対象年齢を引き上げるために制作された

GOGOよりひと回り大きいローラースルーGOGO7だった。

 

しかし同年全国的に相次いでローラースルーゴーゴーに乗った子供が

事故に遭い製造が自粛されブームが去ったという幻の乗り物なんですよね。

話は前後するが同年4月に僕は中学生になり学習塾に通うようになったが

暫くはローラースルーGOGO7で学習塾に通学していた。

 

そんな当時の長浜小学校少年探偵団だが捜査の修行という名目で

山に入った次の日に全員かぶれの木で顔・体中かぶれて

学校を休む者が続出して肥溜めの件もバレて学校で大問題になり

僕らの少年探偵団は解散を余儀なくされたのであった(笑)

 

まあそんな遊びも昭和の小学生ならではでしょうね~

今の小学生はインドアの遊びが主だし、こんな危険な

遊びやってたら父兄も学校も大騒ぎして大問題になるだろう。

昭和の子供は幼稚だったが逞しかったし

大らかな時代だったと思いますね。

ジャンジャン!!