FIAT 500 Cinquecento 大修理 | PRAINSのブログ

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2022年9月に前オーナーとの共通の友人を介して購入したフィアット

チンクエチェントは当初エンジン始動は確認したが3~4年は車検切れで

放置してたとあって多少の膿み出しは必要だろうな~とは思ってた。

 

再登録、車検取得に向けてタイヤやホイール、ブレーキ周り整備

その他の消耗品を交換してユーザー車検に持ち込んだが

ダイナモのヘタりにより発電不足で光量が足りず不合格になった。

発電量を上げるために前オーナーから頂いてた

オルタネーターを取り付け発電量が上がり

12月には何とかユーザー車検に合格したが今度は逆に発電量が

上がり過ぎて過充電という症状が出たのでレギュレーターも交換。

 

これで粗方膿が出切ったと思ったのだが大惨事が待っていた。

長男が走行中にバックに入れてクラッチを繋ぐと

何とデフが故障してうんともすんとも言わなくなった。

デフの故障という事で車輪が回らず動かせないので

レッカーを呼んで修理工場まで運んでもらった。

 

その後チンクの師匠が診断に行ってくれて点検すると

ミッション丸ごと交換した方が良いという事になった。

そこから師匠がイタリアにミッションを含め必要な

部品を注文して部品が届きエンジンを組んで下さった。

どうせミッションを交換するなら後期型126のシンクロ付き

ミッションの方が良いという事で後期型のミッションを購入。

 

 

しかしバラしてみると他にも不具合が多数見つかり整備は難航を極めた。

てか、クランク内のヘドロを清掃するだけで丸1日かかったそうだ。

更にはミッション内部には粉砕されたネジの残骸があり各所の

ボルトもユルユルでいい加減な整備の痕跡が満載だったらしい。

怪しかったスターターもバラしてみるとヘドロの海と化していた(笑)

 

中古車、特に旧車を個人売で買う時は基本的にはノークレーム

ノーリターンだが当たり外れがあるのは旧車購入の常だ。

前オーナーは友人の友人だし恨みつらみは言わないが

彼は、あるショップで整備済みとして買ったそうだ。

そのショップがどこまで整備したのかはわからないが

僕に言わせればそのショップは悪質と言っても過言じゃない。

 

先日GW前に修理を終えたチンクがやっと戻って来た。

殆どの部品調達や整備を師匠がやって下さったので格安で済んだ。

ホント師匠には感謝カンゲキ雨嵐ですよ。

師匠本当にありがとうございました! ジャンジャン!!