1963年(昭和38年)生まれの僕は1970年(昭和45年)4月に
小学校に入学したが小学校入学に付き文具を買い揃える必要があった。
文具の代表格の一つに鉛筆や消しゴムを入れる筆箱があるのだが
当時は布製や塩ビ素材にアニメのキャラクターが印刷された筆箱と共に
定番だったのが「像がふんでもこわれない」というキャッチコピーの
テレビCMで広く認知されてたサンスターの「アーム筆入」だった。
筆箱というのは何度も買い替えるので小学校入学時の僕が
塩ビの筆箱だったかアーム筆入だったかは覚えてないが
小学生の時にアーム筆入を使ってた時期があるのも確かだ。
アーム筆入は何と1965年(昭和40年)に発売されたそうだが
当時の開発者がテレビでカミナリ族が信号機に石を投げつけてるのに
壊れない信号機を見て信号機の素材のポリカーボネイトで
筆入を作る事を思い付いた事に端を発してるそうだ。
しかし発売当時は塩ビや布の筆箱の約3倍という
高額商品という事もあり全然売れなかったそうだ。
しかし1967年(昭和42年)に始まったテレビCMで
サンスターのアーム筆入はたちまち人気商品になる。
いや~、このCMはインパクトがあったんでよく覚えてるが
思い返してみたら初期のCMは白黒放送だったんだな~。
当時サンスターがアーム筆入の頑丈さをアピールするのに重くて大きい象に
筆入を踏ます演出を思い付きCMを制作すると特に男の子に人気になり
実際に高い所から落としたり踏みつけたりする子が続出したらしい。
実際に僕たちもそんな事やってた記憶がありますね~。
と、いう事ですがサンスターのアーム筆入は今でも
現存しており来年2025年には生誕60周年を迎えるらしい。
昨今は小学校の授業でもパソコンやタブレットの使用が
増えてるそうで紙媒体の教科書やノートの需要が減りつつある。
そうなると必然的に筆記具や筆箱も需要が減るって事だが個人的には
特に子供の頃はノートに書くって習慣は大事だと思いますがね~。
ジャンジャン!!