魔性の香り | PRAINSのブログ

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小学校3年生の時に人生で初めてアイドルを好きになったのが

ドラマ「時間ですよ」で窓際や屋根上で白いギターを奏で

「水色の恋」を弾き語りする天地真理さんだった。

白雪姫と言われ絶大な人気を誇った真理さんだが

翌年花の中3トリオの出現で僕は桜田淳子さんに乗り換えた。

 

1970年代の終わり頃には天地真理さんの名前を

あまり聞かなくなり1980年代に入りヌード写真集を発売したり

日活ロマンポルノに出演したりというニュースを耳にしたが

既に興味もなく写真集を買ったり映画を観る事もなかった。

 

ではなぜ今になって天地真理さん主演の日活ロマンポルノ作品

「魔性の香り」なのかと言うと何と真理さんの不倫相手の

準主役を演じたのが元キャロルのジョニー大倉さんだと知ったから。

ジョニーさんが俳優として活躍して、後に日本アカデミー賞の

助演男優賞を受賞したのは知ってたが、まさか日活ロマンポルノで

真理ちゃんと大胆な濡れ場を演じてたのは知らなかった(笑)

と、いう事でU-NEXT配信で1985年公開の同作品を観てみた。

 

 

以前昭和の日活ロマンポルノ女優「原悦子」さんの記事で僕は

現代のAV女優と違い当時のポルノ女優は物語の中に濡れ場や

激しい絡みがあるという設定であり演技力も女優と

遜色ないレベルだったと書いたが真理ちゃんの演技も

悪くなかったしジョニーさんは後に日本アカデミー賞

助演男優賞を受賞するだけあってさすがの演技力だった。

 

魔性の香りは結城昌治さんの同名小説の映画化で

夫の暴力に耐えかねて川に身を投げた女と彼女を助けた

中年男の愛欲をサスペンスフルに描いた1985年の作品。

脚本・石井隆、監督・池田敏春というちゃんとした方が

やってるので内容も悪くなく意外にも良くできた映画でした。

 

しかし、魔性の香りで積極的に男の体を求める真理ちゃんと

あの時間ですよでの清楚で可憐な隣のマリちゃんとの

ギャップを感じ得ずにはいられなかったですね~。

全裸で激しく求め合う真理ちゃんとジョニーさんには

見てはいけないものを見てしまったって感じもしたし(笑)

 

そんな真理ちゃんも72歳になり現在はファンクラブが出資して

老人ホームでひっそりと暮らしているらしい。

ジョニーさんは鬼籍に入られたし人の人生ってわかりませんね。

ジャンジャン!!