ゴジラー1.0 | PRAINSのブログ

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先日の月曜日のお休みは還暦祝ミニコンペに参加して一旦帰宅し

是非劇場で観たいと思ってた「ゴジラー1.0」を幼馴染と

広島バルト11へ観に行ってきた。

 

当日はゴルフだったという事で早起きしてたので鑑賞中に

寝てしまわないように眠気覚ましのドリンクまで飲んで

万全の状態で鑑賞したのだが結論から先に言うと

僕が人生で観たゴジラ作品の中でNO1だと思った。

 

2016年公開の庵野監督作品の「シン・ゴジラ」を観た時にも

そう思ったが、それをも上回る作品だと思った。

もう最初から最後まで劇中に引き込まれ

125分があっという間に過ぎちゃいましたよ。

 

 

ゴジラー1.0の監督は現在の日本のVFXの第一人者と目される

山崎貴氏だが彼は今作で脚本・監督・VFXを手掛けている。

年齢は僕より1歳年下の1964年生まれで59歳。

 

個人的には山崎監督と言えば「ALWAYS 3丁目の夕日」や

「永遠の0」が大好きな作品だがゴジラー1.0も

それらに勝るとも劣らない名作になると思いますね。

 

 

ゴジラー1.0は太平洋戦争末期から戦後が舞台の物語ですが

本編が始まっていきなりゼロ戦?から始まるシーンは

まさにあの名作である永遠の0を彷彿させる。

 

個人的には山崎監督はVFXを駆使した迫力あるリアリティーな

映像に特徴が見られると思うのだが特筆すべきは

3丁目の夕日にしても永遠の0にしてもドラマ性が非常に高く

ヒューマンドラマ仕立てで泣かせる演出が得意だと思う。

しかし今回は架空の生き物である怪獣が主役の映画。

怪獣とドラマ性の両立をどう演出するのかが焦点だと思った。

 

先日記事にした「TOKYO MER」の記事で僕は庵野監督の

シン・ウルトラマンやシン・仮面ライダーに対して

これらにTOKYO MERのようなもっとリアルな

ストーリー性があったら最高だったんじゃないかな~?

虚像の世界を描く怪獣・怪人が出る特撮ヒーロー物に

リアリティー(ヒューマンドラマ)を求めるって

両立出来ないんだろうか?と書いた。

 

今回のゴジラと戦うのは実際には存在しない特殊な能力を持つ

ウルトラマンや仮面ライダーのようなヒーローじゃなく

生身の人間だったからかも知れないが山崎監督の

ゴジラー1.0は見事に怪獣とヒューマンドラマが

両立出来てると思ったし、だからこそ感動し泣けた。

やはり僕は扱われるジャンルは問わずとも感動して

泣けるヒューマンドラマが好きなんでしょうね~。

いや~、たぶん僕の人生で怪獣映画観て泣けたのは

このゴジラー1.0が初めてだったんじゃないかな~?

 

 

主要キャストも素晴らしいメンツだと思った。

先日まで放送されてた朝ドラ「らんまん」で主人公と妻を演じてた

神木隆之介君と浜辺美波ちゃんは朝ドラ人気で話題性もあっただろうし

現在NHK大河ドラマ「どうする家康」で本多忠勝役を演じてる山田裕貴君

山崎監督の3丁目の夕日の主役である吉岡秀隆君や安藤サクラちゃん

佐々木蔵之介さんなど実力派揃いだと思った。

 

 

先日取り上げたAIユーミンやビートルズ新曲の記事で

僕は今の時代AIやCGを駆使しても感動出来る物が

観れるならぜんぜん大歓迎と書いた。

まさに山崎監督はCGを駆使したクォリティーの高い

VFX作品を得意とする今の時代の名監督だと思う。

 

まあアナログ時代のような着ぐるみ着たゴジラも味があるが

CGで描かれたゴジラは着ぐるみにはない迫力がある。

ゴジラが戦後の銀座で闊歩するシーンや海上で暴れる

迫力あるシーンなんて模型でセットを組んで着ぐるみで

演じてはクォリティーの高い映像にはならなかっただろう。

 

てか、作品レビューを読むと酷評してる人も居ますが

エンタメなんて好き嫌いがあって当然だとも思います。

でも個人的にゴジラー1.0はゴジラシリーズの最高傑作だと思うし

この作品は劇場の大スクリーンで観る事をお勧めしますね。

ジャンジャン!!