つい先日までTBS系の日曜劇場で放送されてた話題作
「VIVANT」全10話を配信放送UーNEXTで一気に観た。
ドラマのTBSと言われる同局だが通常の日曜劇場の製作費は
民放ドラマの中で一番高い1話約4000万円程度だそうだが
VIVANTは何とその倍以上の1億円らしい。
主演は日曜劇場「半沢直樹」で主役を演じた堺雅人さん。
更には「下町ロケット」の阿部寛さん、「陸王」の役所広司さん
「マイファミリー」の二宮和也君など歴代の日曜劇場で主役を務めた
キャストが脇を固め他にも松坂桃李君、二階堂ふみちゃんなど
主役を張れる人気キャストが目白押しの超豪華キャスト。
半沢直樹や下町ロケット、陸王などで監督を務めた福澤克雄さんが
原作を手掛け演出・監督も担当と言うのだから話題には事欠かない。
個人的にも半沢直樹、下町ロケット、陸王なども観てるし
どの作品も面白かったので期待値が高かったのだが・・・
VIVANTを観終えて率直に思ったのはドラマと言うより長編映画だと思った。
福澤監督お得意の伏線~回収が何度も繰り返されるのだが物語が難解で
考察する余地が多く一度観ただけでは全てが理解できない。
テレビドラマにしては、これまで観た事もないほど
スケールがデカいというのは凄く感じた。
半沢直樹は一般人にも馴染み深い銀行が舞台で半沢が
大ピンチを切り抜けて週替わりの敵をクライマックスで
倍返しで倒すという勧善懲悪の物語で分かり易かったが
VIVANTは初めて聞いた「別班」という闇の自衛隊組織が
国際テロ組織に挑むという難解な物語で一般人には現実味が乏しく
誰が敵で誰が味方なのか予想を次々と裏切っていくので
理解できないまま急展開で次々話が進む感じ。
てか、別班って組織初めて聞いたが本当に存在するのか?
機密組織だという事らしいが自衛隊幹部でも知らないって言ってる
人も居るし、石破元防衛大臣は在るって発言したらしいのだが(笑)
個人的にはある意味面白いと思ったのも確かだが
半沢直樹や下町ロケット、陸王のように感情移入が出来ず
何が何だかわからない内に終わったって印象だった。
たぶん何度も繰り返して観たら色んな事が理解出来て
更に面白く感じるようになるんじゃないかと思う作品ですね。
ジャンジャン!!