帰って来たヴェスパ125GTR | PRAINSのブログ

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2ヶ月ほど前に坂道を下りながら押し掛けの要領でエンジンを

スタートしようとクラッチを切りギアを2ndに入れてクラッチを放した瞬間

チェンジがスカスカになってキックもスカスカになったヴェスパ125GTR.

主治医が言うにはヴェスパは押し掛けするとクラッチが

壊れる事があるので押し掛けはしない方がいいらしい。

いや~、40年ヴェスパに乗ってるが初めて聞いた、知らなかった(笑)

 

と、いう事でクラッチの修理に出したヴェスパだが

クラッチを開けると見事にバラバラになっていた。

で、そのついでに信号待ちで時々エンジンがストールして

キックしてもエンジンが掛からない症状が出る諸を主治医に伝えると

フルレストアして約20年経つのでエンジンが温もった段階で

エンジンのかかりが悪くなるのは軽く焼き付きを

起こしてる可能性が高く、そろそろエンジンの

オーバーオールをした方が良いという話になった。

 

痛い出費だが20年前に組んだ2サイクルエンジンだし

ヴェスパの基本設計は約70年前に遡るほど古いですからね~。

20年間毎日のように通勤で乘ったし遅かれ

早かれオーバーオールは必要だろうから全ての部品を

イタリアから取り寄せ純正部品でエンジンを組んだ。

 

で、一度エンジンとクラッチのオーバーオールを終えてヴェスパが

戻って来て慣らし運転に入ったのだが頻繁にエンジンストールする。

更にはライト点灯時のライトやテールランプが超暗い。

主治医が言うには電気系が原因じゃないかという事だ。

と、いう事で今度は電気系のオーバーオールに入ったヴェスパ。

配線を全て引き直し電気系部品も殆ど交換した。

 

19歳でヴェスパに乗り始め40年で4台のヴェスパを乗り継いだが

20年もの長き期間乗ったのはGTRが初めてなので愛着がある。

このGTRは人生において上がりのスクーターにする予定なので

この際しっかり整備して良かったと思います。 

ジャンジャン!!