2023春 俺たちの旅 ④ | PRAINSのブログ

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愛媛県喜多郡内子町で最も興味深かったのは「内子座」という旧い芝居小屋。

まさに「おちょやん」や「わろてんか」などの朝ドラに登場する

大正時代や昭和初期の庶民の娯楽の場という趣の芝居小屋だ。

 

 

 内子座は木蝋や生糸などの生産で栄えた大正5年(1916年)に

芸術・芸能  を愛好する人々が建てた芝居小屋です。

木造2階建て瓦葺き入母屋作りで回り舞台や花道、枡席などを

整えた劇場で芝居などが盛んに公演されました。

 

その後映画館などに改装、最後は老朽化のため取り壊されるところ

町並保存事業に連動し昭和58年(1983年)~60年(1985年)に復原

同年10月劇場として再出発を果たしました。

今では町内外の芸術文化活動の拠点として活用されています。

今何かと話題の市川猿之助初め多くの著名歌舞伎役者も舞台に立ったそうです。

2016年には創建100周年を迎えたという事です。

 

いや~こんなレトロな芝居小屋をじっくり見たの初めてかも。

「奈落」や「せり」など芝居小屋に行っても一般の人には

見れない所を見れたのも興味深かった。

 

 

この芝居小屋を見て僕は呉も見習わないといけないって思った。

呉は数年前に防衛省から旧海軍の施設である下士官兵集会所を

買い取ったが未だに使い道を迷走してるように見える。

 

呉は日新製鋼という長年呉の産業を支えた会社が撤退して

雇用されてた数千人の人たちが県外に出向や退職した。

もう呉は観光産業の町にならないと生き残っていけないと思う。

呉観光の最大の売りは旧海軍関連の施設や跡地だと思う。

 

僕の中で旧下士官兵集会所を取り壊すなんてあり得ない事。

リニューアルや耐震問題、維持費にお金がかかるのはわかる。

しかし一度取り壊すと二度と復元する事は出来ない。

 

内子座は大正5年に建設された木造建築物である。

やってやれない事はないし、どうやったら本当に

呉の財源に繋がるか行政の方にはよく考えていただきたい。

クラウドファンディングでもやれば集まると思うんですがね~。

 

と、いう事で2023年春の俺たちの旅は無事終わった。

10年前と比べて体力が落ちてるのは凄く感じる。

後何年行けるかわからないが行けるうちに行きたいと思う。

秋は9月に行く予定、楽しみだ!