2023年春の俺たちの旅最終日は足摺岬から始まった。
僕はこれまでの人生で釣りやツーリングで何度も高知県に
訪れているが何故か足摺岬は縁がなく訪れた事がなかった。
足摺岬は高知県南西部土佐清水市に属し太平洋に突き出る
足摺半島の先端の岬で足摺宇和海国立公園に指定されている。
桂浜は何度か訪れたが桂浜は砂浜だから足摺岬の景色とは違う。
足摺岬は足摺半島南東端に位置し黒潮の打ち寄せる断崖は
約80mの高さをもち、ちょっと瀬戸内海では拝めない景観だ。
まあ僕は高知県最南端の沖ノ島や鵜来島、姫島の磯に
20代の後半から30代にかけて何度も磯釣りに
訪れているので懐かしさを感じましたけどね。
足摺岬に建つ偉人の像は江戸時代末期から明治にかけて活躍した
日本の旗本・翻訳家・教育家であるジョン万次郎こと中浜万次郎。
ジョン万次郎の経歴は小中学校の授業で習ったはずだから
今更説明するまでもないでしょう(笑)
2010年10月にジョン万次郎の生誕地
土佐清水市中浜に生家が復元されています。
「万次郎の生家」として残る写真をもとに設計された建物は
5人兄弟であったことを考えると小さく当時の暮らしぶりが伺えますね。
ジョン万次郎の生家を後にした僕たちは松山方面に向かいます。
宇和島辺りでお昼になったので昼食を食べる店を物色します。
2日続けて海鮮をいただいたので肉がいいと言う話になり
スマホで調べて焼肉屋でハラミ定食をいただきました。
昼食を食べ終えて帰り支度をしているとご家族と思われる
店のスタッフが全員出て来てお見送りをしてくれた。
てか、今回高知をメインに走りましたが高知の方達は
僕たちが山道のワインディングを走ってると殆どの前を走る車が
脇に避けて追い抜かせてくれる、マナーに関心しました。
呉では追い抜こうとすると幅寄せして来る車両も少なくない。
県民性が出てるような気がしましたね~(笑)
で、松山まで帰る途中にレトロな街並みを残す喜多郡内子町に立ち寄った。
昭和14年生産のSLが展示されていたり、内子の歴史的な街並みから
ちょっと入ったところには映画館ならぬ「おちょやん」を始め
朝ドラによく出てくる古い活動写真館も残ってる。
地元有志が大正14年に作った活動写真館で昭和43年に閉館したが
建物は残されていて、たまにイベントをやっているようです。
平成25年に国の有形文化財指定を受けたそうです。
と、いう事で今日はここまで、また明日!
ジャンジャン!!