2016年度(平成28年)上半期放送のNHK連続テレビ小説
「とと姉ちゃん」のDVD全13巻を一気に観た。
いや~、とと姉ちゃんも朝ドラテッパンパターンの作品ではあるが
実在した人物がモデルの内容となってる事もあって面白かった。
朝ドラテッパンのパターンってのは大まかに言えば明治維新以降から
昭和の時代に至る功績のあった女性の人生にスポットを当て
苦労を乗り越え成功を勝ち取るまでの云わばサクセスストーリー。
もちろん物語はフィクションではあるが僕の主観では
ドラマの大筋2~3割はノンフィクションに近いんじゃないかと思う。
ドラマゆえに苦労を乗り越えていくって所がミソだと思うが
この時代を描く上で避けては通れない苦労に太平洋戦争がある。
もちろん太平洋戦争は史実で戦時中を体験された方全てが
苦労を乗り越えてるのだが、そこにプラスして描かれる
ヒューマンドラマが観る人の感動を呼ぶんだと思う。
とと姉ちゃんのモデルは家庭向け総合生活雑誌「暮らしの手帖」を
創刊した大橋鎭子さんであり、出版社設立メンバーで
大橋鎭子さんの妹2人と編集長だった花森安治氏。
てか、お恥ずかしながら僕は大橋鎭子さん姉妹も花森安治さんも
暮らしの手帖という雑誌も何一つ知らなかった。
母辺りは読んでた可能性もあるし、もしかしたら家に
有ったかも知れないが主婦向けの雑誌なんて読みませんもんね。
それにしても主人公の父親役の西島秀俊さん
花森安治さん役の唐沢寿明さんの演技力は素晴らしい。
主人公を演じた高畑充希ちゃん、末妹を演じた杉咲花ちゃん
今でも売れっ子ですが今から大女優になって行くんでしょうね~。
ジャンジャン!!