2012年公開のイギリス・アメリカ共同制作映画「マリリン7日間の恋」を観た。
当作品は永遠のハリウッド・アイコン、マリリン・モンローが
「王子と踊子」出演のためにイギリスに赴いた際の知られざるエピソードを
同作のスタッフであったコリン・クラークの回想録を基に映画化したラブロマンス。
<あらすじ>
名優ローレンス・オリヴィエが監督と主演を務める「王子と踊子」の撮影で
ハリウッドからロンドンへと渡ったマリリン・モンロー。
スタッフから大歓迎を受ける彼女だったが初の海外撮影に対する
重圧などから現場に遅刻するように。
ローレンスたちに冷たくされて困惑するマリリンに
第3助監督のコリンは第三者からの視点でアドバイスを送る。
それを機に、二人は心を許し合う仲になるが・・・
僕の中で伝説のハリウッドスターと言えば男優ではジェームス・ディーン
女優ならマリリン・モンローというイメージがある。
何故、伝説という言葉を用いるかと言うと僕が彼らの存在を
知った時には二人とも既に他界していたからだ。
死因は別として二人は若くして悲劇の死を遂げている。
にも関わらず二人は伝説のハリウッドスターとして死後も
グッズやポスターはアイコンとして商品化され続けており
今でも出演作品を目にする事もあるし人気は健在だ。
マリリン・モンローはセックスシンボルと称され
色々な浮名を流し、自由奔放でワガママというイメージ。
そんなマリリンの奇行の一つの物語。
物語の時点でマリリンと恋に落ちたコリンという男は
若干24歳の映画撮影スタッフの雑用係。
当時30歳のマリリンは世界的大スター。
本当にこんな美味い話(笑)があったのかと疑わしくなるような事実。
まあとてもじゃないけど釣り合わないでしょうな~。
ワガママ女優の気まぐれに振り回されて
恋愛に関して少しづつ成長する男の子コリン。
コリンもコリンで満更でもなくなり次第に本気になっていくが
所詮は立場が違い過ぎで実らぬ恋、当然夏の蜃気楼のように
夢幻の如く終わるのだがコリンという男はラッキーだと思いますよ(笑)
僕に置き換えたら孤狼の血のロケ現場で真木よう子さんと
デキちゃうって話でしょ?!(爆)
マリリンを演じたミシェル・ウィリアムズは仕草やふとした表情が
何となくマリリンに似てたが、 でもやっぱり違う。
映画「エルヴィス」でエルヴィスを演じたオースティン・バトラーのレベル
「Ray」でレイ・チャールズを演じたジェイミー・フォックスや
「ボヘミアン・ラプソディー」でフレディ・マーキュリーを演じた
ラミ・マレックのレベルじゃないとは思いました。
コリンの恋人だった衣装部のルーシーを演じる
エマ・ワトソンが超可愛かった(笑)
映画作品としては普通に楽しめましたね。
ジャンジャン!!