LEVI'S 501 XX | PRAINSのブログ

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僕の世代は物心付いた時から既にデニム素材のウェアーは

日常の定番であり子供でもジーンズを穿いていた。

しかし当時はジーンズという言い方はまだされてなく

松田優作さんが太陽にほえろで演じた柴田純刑事の

ニックネームに用いられたGパンと呼んでいた。

 

僕が小学生だった昭和40年代はアメリカのヒッピー文化の

影響もあり町の若者はベルボトムやパンタロン、子供も所謂

裾がラッパになったGパンをよく穿いているのを目にした。

その後中学生になった僕はスリムを穿くようになったが

その頃は安価な「BIG JOHN」や「BOBSON」だった。

 

高校生になるとGパンの知識も多少付いてきて

買ったのが「LEE」の101で、時には漂白剤に浸けて

タワシで擦ってわざと斑にしたりもした。

で、フィフティーズにハマった美容学校生だった17歳の時に

やはりGパンは「LEVI'S」じゃろうと言う事で

人生初めてのLEVI'Sになる505を買った。

 

 

LEVI'Sのフラッグシップだった501を初めて買ったのは

ミヤニシに入社後間もなくの18歳の時。

仕事中に当日穿いてたパンツのお尻が破れて前借りして

デニムショップに501を買いに行ったのをよく覚えている。

当時ミヤニシでは仕事時はGパン禁止という規則だったが

時代が変わり始めGパンが認められるという事になった。

だからミヤニシで初めて仕事中にGパンを穿いたのは僕なのだ(笑)

 

この頃、古着が流行っておりヴィンテージのLEVI'Sが人気になる。

それらが、501XXや、501S、502などのモデルだった。

ヴィンテージモデルは現行モデルと違いインディゴ染めで色落ちが

縦落ちでカッコ良かったが現行モデルに比べ値段も高かった。

しかし当時はネットなどない時代だし広島と言う地方都市では

売ってる店もなく、手に入れる為には東京で探すしかなかった。

 

東京に出てた先輩に探して送ってもらったり、仕事で東京に出張した時に

原宿や渋谷の古着屋さんを探し回って手に入れたもんだ。

当時、3~4本のヴィンテージLEVI'S持ってましたね。

写真トップ左下の写真で穿いてるのが本物のヴィンテージ501XXだ。

今ではヴィンテージLEVI'Sは数十万円、数百万円する物もあるが

当時は2~3万円も出せばソコソコのコンディションの

ヴィンテージLEVI'Sが買えた時代だった。

まあ、町のジーンズショップの現行501が

確か7,000~8,000円程度の時代でしたからね。

 

その後、ヴィンテージLEVI'Sにも興味がなくなり手持ちの物は売却して

それからはシュガーケンなどのダメージ加工のジーンズや

アイアンハートのヘビーオンスのジーンズを穿いたりしてた。

 

 

と、長い前置きになったが(笑)この度LEVI'Sを35年振りくらいに買った。

何故か突如LEVI'Sの501が欲しい気分になったのだ(笑)

買ったのはヴィンテージクロージング501XX1955年モデル。

要はヴィンテージLEVI'S501XXの復刻版という事だ。

 

本物のヴィンテージLEVI'Sは今では差ほど興味もないし

経年劣化してるので気を使うしバリバリ穿けない

てか、高額過ぎて買えないし買う気もない(笑)

それらは今や衣類とは言えコレクションや投資の対象だと思う。

復刻501XXは生地、染め、裁縫、糸を含め1955年製の501XXの

ディテールを忠実に再現してるとLEVI'Sは謳っている。

個人的には復刻版で十分だと思うのだ。

 

 

昨今は昭和ブームという事なのか昭和の頃の人気商品の復刻版がよく出る。

コンバースのチャックテイラーやアディダスのスタンスミス

マジソンバック、コロナのタンクバックも全て復刻版を買った。

 

現代は中国生産などのコストダウンされた安価な派生モデルが主流だが

やはり昔の物は本国生産で手間暇かけて作られているから品質も良い場合が多い。

だからこそ、そんな製品の当時物はプレミアム価格が付くし

人気があるからこそ復刻版が生産されるんだと思いますね。

ジャンジャン!!