山口百恵̟+沢田研二=アン・ルイス | PRAINSのブログ

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昭和の歌姫、山口百恵さんと、昭和の貴公子、沢田研二さんが

合作で書き上げた曲がある事をご存じか?

その昭和を代表する二人の歌手が楽曲提携したのが

1982年(昭和57年)にリリースされたアン・ルイスさんの

19枚目のシングル「ラ・セゾン」なのだ

 

桑名正博さんとの長男を出産し育児に専念するため音楽活動を

一時休業したアン・ルイスさんが活動再開した最初のシングル「ラ・セゾン」

 

作詞を手掛けたのは1980年(昭和55年)に芸能界を引退し

俳優の三浦友和さんと結婚し三浦百恵となった山口百恵さん

アンさんと百恵さんが親友だったことから歌詞の提供が実現した

作詞の依頼を受けた際に百恵さんは

「再び頑張ろうとしているアンのために書く、ただしこれっきりよ」

と快諾してくれたらしい

タイトルの「ラ・セゾン」はフランス語で「季節」という意味らしいが

「発情期」という意味合いをも持つこの語をあえて選択し

男女の業の深い世界を表現したそうだ

 

作曲はアンさんがかねてより大ファンであったジュリーこと沢田研二さんが手掛けた

沢田に楽曲の提供を依頼した際、アンさんはジュリーの代表曲の一つ

「ス・ト・リ・ッ・パー」のような曲を書いてほしい」との注文をつけたそうだ

編曲は大瀧詠一さんや山下達郎さん、大貫妙子さんなどと

深い繋がりを持つマルチな音楽的才能の持ち主、伊藤銀次さん

 

その後ラ・セゾンから堰を切ったようにアンさんの快進撃が続く

「LUV-YA」「薔薇の奇蹟」「I Love Youより愛してる」、そして決定打となる84年の「六本木心中」

伊藤銀次さんの指揮のもと、ディストーションギターを要としたバンドサウンドを打ち出し

それに負けないド派手なヴィジュアルと抜群の歌唱力で自身のスタイルを揺るぎないものにした

 

ラ・セゾンがリリースされたのは僕はミヤニシに就職した年

広島のディスコで頻繁に流れていた事をよく覚えている

時代はバブル前夜、個人的には実質社会人1年目の頃の事が

凄く思い出される曲だ ジャンジャン!!

 

 

ラ・セゾン / アン・ルイス 1982

作詞・三浦百恵 作曲・沢田研二 編曲・伊藤銀次

 

ざわめきがおこったら 私をごらん 黒髪に金色のドレスが 夜を彩る 

男たちうなじに 爪をたてれば 甘すぎる果実酒を 乾いたのどが欲しがる

 La saison d'amour 言葉と瞳と 指をからめて ひと夜の底へ 

堕ちて行くの La Saison d'amour 言いわけ台詞は 必要ないわ

 Ah oui ma saison ひと夜人世の波に のまれおぼれる Ah oui ma saison

 

目覚めたら 今宵のルージュを決めて はりつめた指先で 口唇に灯ともす 

熱いシャワー しぶきに髪を濡らせば 後悔の文字なんて アワにまみれて溶けるわ

 La saison d'amour 出逢いと別離に 嘘をからめた 男と女 それでいいの

 La Ssison d'amour いち途な心じゃ 恋は出来ない

 Ah oui, ah oui ma saison Ah oui, ahoui ma‥‥saison