昭和40年代の魔女っ娘たち | PRAINSのブログ

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カラーテレビが普及し始めた昭和40年代はテレビアニメや特撮ヒーローの

草創期から成長期という事で数え切れないくらいの作品が矢継に放送された

毎日夕方の再放送を含め夜のゴールデンタイム、日曜の朝にも放送があり

当時の子供はテレビアニメや特撮ヒーローに夢中だった

アニメにおいてはサザエさんやカルピスマンガ劇場作品のように男女を問わない作品

男の子向け、女の子向けという作品も数多かったが僕を含め当時は男の子だって

女の子向けの作品も観たし、女の子だって男の子向けの作品も観ていた

 

個人的に思うのは当時の子供の夢は「空を飛ぶ」「変身する」「魔法を使う」の

3つの要素がありテレビアニメでは、その3つの軸の要素が盛り込まれていた

取り分け東映動画の魔法少女が主役の作品は女の子に絶大な人気があった

昨今、広瀬すず主演の朝ドラ「なつぞら」で当時の東映動画が描かれた事もあり

当時のアニメーターの仕事ぶりを興味深く拝見しましたね~

 

魔法使いサリー 1966年(昭和41年)

三国志などで有名な横山光輝先生原作の元祖・魔女っ子アニメ

もとはサリーではなくサニーでしたがスポンサーである

日産自動車からのNGでサリーとなったのは有名な話です

サリーちゃんの足首のないスタイルこそ元祖の印です(笑)

 

ひみつのアッコちゃん 1969年(昭和44年)

赤塚不二夫先生が原作のアッコちゃんはコンパクトを開き

「テクマクマヤコン」と呪文を唱えると変身する事が出来ました

 

魔法のマコちゃん 1970年(昭和45年)

アンデルセン童話「人魚姫」をモチーフに制作されたアニメ

マコちゃんは海神である父親から貰ったペンダントで変身が出来ます
少し大人向けとも思えるような社会問題も何度か取り上げており

主役のマコちゃんもかなり大人っぽいキャラクターでした

 

さるとびエッちゃん 1971年(昭和46年)

漫画家の石ノ森章太郎先生による少女漫画

「おかしなおかしなおかしなあの子/さるとびエッちゃん」が原作

個人的には当作品を魔女っ娘シリーズというのはちょっと違和感があります

エッちゃんは超人的な身体能力を持ちますが魔法など使えません

 

魔法使いチャッピー 1972年(昭和47年)

人間の世界にあこがれて人間界に一家で引っ越してきたチャッピーと

その一家が繰り広げるコメディー基調のアニメーション

ED曲の「♪ぼくドンちゃん ころっころ~のパンダくん」って歌詞の引用で

ドンクサイ奴はドンちゃんって呼ばれましたね~

 

ミラクル少女リミットちゃん 1973年(昭和48年)

エッちゃん以上に更に魔女っ子から大きく逸脱したサイボーグ少女のリミットちゃんが主人公

てか、何故かこの作品は記憶にない、裏番組で面白いのやってたのか?

ちなみに同年放送の永井豪先生のキューティーハニーも一応は

東映魔女っ娘シリーズらしいがハニーはアンドロイドだし

個人的にはリミットちゃん共々魔女っ娘シリーズに入れるのは違和感がある

 

魔女っ子メグちゃん 1974年(昭和49年)

魔女っ子の中でも2年近くも続いた大人気アニメで

シリーズの中でもキャラの年齢が高くお色気要素が強かった

と、ここまでが昭和40年代の魔女っ娘シリーズだった

 

と、言う事で1975年度(昭和50年度)をもって僕は小学校を卒業したので

この後の「魔女っ子チックル 1978」「花の子ルンルン 1979」などは観てない

現代のアニメーションと比べると絵のタッチも稚拙だしアナログ感満載ですが

これらの多くの作品が近代になってリメイクされたり実写化されたりしている

これらの作品に胸ときめかせた女の子も今やオバサン、オバアサン(笑)

てか、現代のプリキュアシリーズやセーラームーンなども

この魔女っ子シリーズの下地があったからこそ誕生したんだと思いますね

ジャンジャン!!