ちょっと訳あって車両協力して頂いたホンダCBX400F
訳って何かって? それはまた今後追々と(笑)
ホンダCBX400Fがデビューしたのは1981年(昭和56年)の事だった
本田技研工業の400ccクラスとしては1977年(昭和52年)に生産中止となった
僕の高校時代の愛車だったCB400FOUR以来の4気筒エンジン搭載車である
4気筒のCB400FOURは生産コストがかかるという理由でホンダは2気筒に路線変更
しかし1979年(昭和54年)にカワサキが4気筒のZ400FXを発売して大ヒット
それに追随するように翌年1980年(昭和55年)にヤマハがXJ400
スズキがGSX400Fという4気筒をリリースして本家本元のホンダは大苦戦
そして満を持してホンダが発売した4気筒がCBX400Fだった
しかし1981年に18歳だった僕は免許証こそ取り消しになってたが(笑)
興味は既に4輪だったしCBXに興味を持つ事はなかった
3つ年下の後輩が当時新車でCBXを買ってカスタムしてたが
個人的にはショックアブソーバーが目に見えない事にデザイン的に違和感を感じた
だから4つ下の弟が16歳になって自動二輪免許を取得してバイクを買うと相談された時も
CBXは選択権にはなく、XJでもGSXでもなく即座にFXを推挙した
当時CBXに好感が持てなかった理由の一つに1982年(昭和57年)に公開された
近藤マッチ主演の映画「ハイティーンブギ」で使われた事がある
原作漫画ではカワサキZ750RSに乗ってた藤丸翔が
何と映画ではCBX400Fに乗っていたのだ
マッチはバイクに乗る不良高校生の藤丸翔を演じたが
とてもじゃないが不良には見えず原作のイメージぶち壊しで超ダサく感じたのだ
しかし現在CBX400Fは中古相場ではCB400FOURを凌ぐ人気
国産400ccクラス断トツの人気で盗難も一番多いんだそうですよ
ジャンジャン!!