カーネーション | PRAINSのブログ

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西日本豪雨の少し前の話になりますが、2011年(平成23年)の下半期に放送された
NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」のDVD全13巻を一気に観ました

朝ドラを観るのは「あまちゃん」「ごちそうさん」「ひよっこ」に続き4作目でしたが
それまでの僕は朝ドラなんて観るタイプではなかった

それが2013年(平成25年)に放送された、あまちゃんが当時大ブームになり
プレインズのお客さんに是非観てと強く勧められDVDを借りて観たのが事の発端でした

これまで観た3作品も面白かったと思いましたが
今回観たカーネーションが一番興味深かった

「何でなんだろう?」と考えてみたのですが、過去観た3作品はあくまでフィクションでしたが
今回のカーネーションはモデルが実在しており、ある程度史実に沿った
物語だったという事があるのかも知れません


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ご存じの方も多いと思いますが、カーネーションの主役である「小原糸子」は
日本を代表するファッションデザイナーである、コシノ3姉妹の実の母親である
「コシノ アヤコ(小篠綾子)」さんがモデルになってます

長女「コシノ ヒロコ」、次女「コシノ ジュンコ」、3女「コシノ ミチコ」という3姉妹の
ファッションデザイナーのルーツになるコシノ洋装店の創業者であるアヤコさん

そんな彼女の生きた人生が物語のモデルとして描かれているのです

大正2年に生まれ、大正、昭和、平成と3つの時代を生涯現役の洋裁師として生きた
コシノ アヤコさんの人生は、分野は違えど同じ職人として生きる僕にはとても興味深かった


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<あらすじ>

1913年(大正2年)、大阪・岸和田の呉服店の
長女として生まれた小原糸子(尾野真千子)

幼い頃からだんじり祭りが大好きで、いつか大工方になってだんじりの屋根に
乗ろうと心に決めていた糸子だったが、初めて見た洋服に一目惚れし
さらにミシンとも運命的な出会いを果たす

もはや糸子の頭の中はミシンのことでいっぱい

やがて彼女は周囲の反対を押し切り
ミシンとともに人生を歩むことを決意するのだが・・・


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初心を貫き、情熱を持って亡くなった92歳の2006年(平成18年)まで
ファッションデザイナー・洋裁師として生涯現役を貫いた小原糸子

もちろん彼女の生き方や、作品としての物語も面白かったんですが
僕は糸子が劇中で見せる洋裁師としての日常に懐かしさを感じた

ウチの母は僕が物心付いた時には洋裁師を生業にしていたから
幼き時に見てた母の姿が、糸子とダブって感慨深く感じた

足踏み式のミシンもよく覚えているし、洋裁に使う道具類も懐かしかった
型紙を取ったり、生地を裁断したり、仮縫いをする糸子の姿に
幼き日に見てた母の姿が重なって見えて切ない気持ちにもなった

アナログだったが今振り返っても、どこかいい時代だったと思うのです


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娘役のコシノ3姉妹を演じたキャストを始め、キャストの選択も良かった

物語には沢山の役者が登場するが、糸子に恋心を抱く「北村達雄」を演じた
お笑い芸人の「ほっしゃん」が強く印象に残った

いい味を出してると思いましたね~


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主人公の小原糸子は年代により3人の女優が演じた

尾野真千子さんが思春期から中年期という長期間を演じた事もあり
晩年になって、夏木マリさんに変わった時には違和感を感じたが
物語が進むにつれ、それも正解だったとも思った


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物語の舞台の中心になる大阪岸和田にある当時のコシノ洋装店

ここは今でも現存してるようで、カーネーション放送に合わせて
当時の外装にリメイクされ展示場として一般開放されてたようだが
現在どうなっているのかは定かじゃない

カーネーションでも何度も描かれていたが岸和田の祭り「だんじり」の時は
親戚や近所の人達を招いてコシノファミリーはここから見学していたそうだ

今でも、だんじりの時は3姉妹が帰省して、ここから見学するらしい

現代のように多種多様なイベントがなかった当時
だんじりは岸和田の方たちの大イベントだったんでしょうね

ジャンジャン!!


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