昭和の漫画が生んだ子供に流行った言葉 | PRAINSのブログ

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僕が子供時代から青春時代を過ごした1970年代から1980年代には
「ジャンプ」「マガジン」「サンデー」「チャンピオン」「キング」の少年漫画が存在した

それらには「週刊」を基本に「月間」「別冊」なる誌まで存在していた
キングは1982年(昭和57年)に休刊になったが他の4誌は現在でも存在している

少年誌4誌を比較すると当時から今に至るまでジャンプが断トツで発行部数が多い
しかしそのジャンプでも1990年(平成2年)の653万部をピークに今では191万部と
減少の一途を辿り今では最盛期の1/3になっているらしい

54歳になった僕は今では少年誌を読む事は全くと言っていい程ないが
当時は友達と回し読みなどして殆ど全誌を読んでいた

その中には懐かしいと思わす作品も多いが漫画から生み出された流行語も懐かしい
今日はそんな昭和の時代の漫画が生んだ当時の子供に流行った言葉を検証してみたい

昭和の時代に漫画を読んでた方は一度は真似た事あるんじゃないでしょうかね! 笑!


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「○○なのだ!」

天才バカボン 1967年~1992年
作者・赤塚不二夫 掲載誌・週刊少年マガジン、週刊少年サンデー他

1971年(昭和46年)にテレビアニメ化された天才バカボンは
週刊少年マガジンを皮切りに連載雑誌の断片的な切替が行われた

バカボンのパパがよく使う「○○なのだ!」という言葉が子供に大流行した


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「秘打○○」「○○づら」

ドカベン  1972年~1981年
作者・水島新司  掲載誌・週刊チャンピオン

明訓高校の2番バッターでありセカンドの名手「殿馬一人」

言葉尻に「づら」を付けるチビだがピアノの名手でもあり
野球においても守備や秘打で神懸ったプレーを随所に見せる

最も有名な秘打は白鳥の湖を踊るバレリーナを連想させる回転打法で、
自身の非力を補うために速球投手、剛球投手を相手に多用した

その他にも「秘打 花のワルツ」「秘打 ポテトチップ」「秘打 皇帝円舞曲」
「秘打 G線上のアリア」など技は多種に及ぶ


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「死刑!」「あふりか象が好き!」「八丈島のきょん」「んが」「んぺっと」他

がきデカ 1974年~1980年
作者・山上たつひこ  掲載誌・週刊少年チャンピオン

漫画の中から意味不明な流行語は数多く生み出されたが
その元祖とも言えるのが、がきデカの、こまわり君だった

特に「死刑!」はポーズと共に子供に大流行した


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「エコエコアザラク  エコエコザメラク  エコエコケルノノス  エコエコアラディーア」

エコエコアザラク  1975年~1979年
作者・古賀新一  掲載誌・週刊少年チャンピオン

黒魔術を駆使する現役高校生の魔女「黒井ミサ」を主人公とし
ミサに関わる奇怪な事件、人々の心の闇が描かれたホラー漫画

その、黒井ミサが唱える呪文が「エコエコアザラク・・・」だが
この呪文はバスク語に由来するウイッカの典礼聖歌の一つだそうだ

個人的にはエコエコアザラクという漫画は
当時の僕の琴線には触れなかったのだが・・・ 笑!


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「クエッ クエッ」「ちゃんわ ちょんわ」「シビア~」「○○ねんのねん」他

嗚呼!花の応援団  1975年~1979年
作者・どおくまん  掲載誌・週刊漫画アクション

こちらは例外的に少年漫画ではないが週刊漫画アクションに掲載されていた
嗚呼!花の応援団の主人公「青田赤道」が使う言葉も大流行した

南河内大学応援団親衛隊であり弱きを助け強きを挫く青田赤道は
強烈なキャラクターだったのだが・・・


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「役者やのー」

青田赤道に負けず劣らず強烈なキャラだったのが南河内大学応援団OBの薬師寺先輩
後輩をシゴく時に使う「役者やのー」という言葉もインパクト十分だった


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「グワシッ!!」「サバラ」「○○なのら」他

まことちゃん 1976年~1981年
作者・楳図かずお 掲載誌・週刊少年サンデー

幼稚園児「沢田まこと」が使う言葉だが「グワシッ!!」って意味不明の
言葉の語源は、手で物を掴む時の擬態語だと言われているそうだ

いや~ 知らなかったな~ 笑!

 一般には中指と小指を曲げるサインとして知られていますが
初代は中指を立てるというものだったそうだ

ちなみに、まことちゃんの散切りオカッパ頭は「まことちゃんカット」と言われた


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「んちゃ」「うほほーい」「バイちゃ」他

Drスランプ 1980年~1984年
作者・鳥山明  掲載誌・週刊少年ジャンプ

ペンギン村に住む発明家、則巻千兵衛が作った女の子タイプの人間型ロボット「則巻アラレ」
「んちゃ」はアラレ語での「こんにちは」の挨拶で、んちゃ砲としても使っている

同作品は「Drスランプ アラレちゃん」というタイトルでテレビアニメ化されたが
個人的にはまったく興味がなく見た事もない 笑!


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「あたたたたたたーっ!!」

北斗の拳  1983年~1988年
作者・原哲夫  掲載誌・週刊少年ジャンプ

核戦争によって文明と人々の秩序が失われ水と食料といった
残された資源をめぐって争いが繰り返されるという最終戦争後の時代

暴力が支配する弱肉強食の世界に現れた伝説の暗殺拳
「北斗神拳」の伝承者のケンシローの連続パンチ


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「お前は もう死んでいる・・・」

秘孔を突いたケンシローが敵に言うキメ台詞
いや~ カッコよかったな~! 笑!



と、いう事だが今この歳になって振り返ると馬鹿馬鹿しい事極まりないが
こんな馬鹿馬鹿しいセリフが子供に大流行した昭和の時代は
ノンビリしてたという事でしょうな~ 笑! ジャンジャン!!


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