4月19日 日曜日 早朝 天気 雨
天気予報によれば、かなり高い確率で雨という事だった今回の俺たちの旅
2013年春の和歌山への旅立ちは激しい豪雨の中での強行突破になった
2014年春は予定していた3日間とも激しい雨の予報だったので
前日の段階で急遽バイクでのツーリングを断念して車で東海地方へと行き先を変更した
今年2015年春は予報によれば日曜・月曜が雨で最終日の火曜日だけ晴れマークになっている
どうもここ数年の春のツーリングは雨に祟られている気配がある
今回も旅立ち前日までバイクで行くか、車で行くかを悩んだがバイクでの強行突破を選択した僕達3人
さてさて、今回はどんな旅のドラマが僕達を待ちうけているのか・・・
出発当日の日曜日、僕達は早朝5時に集合する手筈になっていた
僕は午前4時に起床する予定で携帯電話の目覚ましをセットしていた
体調の万全を期すために僕は前日夜10時には睡眠導入剤を服用して床に就いた
しかし夜中の2時半頃目が覚めてしまった
ーこりゃ まだ早いで・・・
そう思った僕だが、どうやら眠れそうもない
少しでも睡眠時間を確保しておこうと再び睡眠導入剤を服用したのだが・・・
二度目に目が覚めた僕は時計を見て愕然とする
な・な・何と時計の針は集合時間の5時を指している
ーやばい・・・ 目覚ましは鳴らんかったんか？ こりゃカツジに何言われるかわからんぞ・・・ 笑！
そこにすかさずカツジから電話が入る
「わりゃ～ 何しようるんな？ まさか寝ようたんじゃあるまいの～！」
「わりぃ～ 今起きた・・・今から速攻で行くけん・・・」 笑！
なぜか起きてきた長男に出発準備を手伝ってもらい急いで出発する
空からは豪雨ではないがやはりパラパラ雨が落ちている
新品のモンベルのレインスーツを着込みヘルメットにはシールドをセットする
僕はどちらかといえばシールドはあまり好きじゃないから出来る事なら
サングラスかゴーグルを使用したいのだが今回は雨降りだから仕方がない
集合場所に到着したのが30分遅れた5時半だった
「わりゃ～ 罰金じゃけんの～！」
本気とも冗談ともわからないが二人は口を揃えて僕を罵倒する
予定では山口県徳山港から大分県の竹田津港行きのフェリーに乗り込む手筈になっている
当初は下道を走って廿日市から山陽道に入る予定だったが僕の遅刻で
広島呉バイパス坂インターから全高速で行く事になった
無事フェリーに乗り込み竹田津港に到着したのが午前9時半
一般道から大分自動車道に入り長崎自動車道へと分岐して目的地の長崎を目指す僕達
空一面に広がる雨雲からは時折雨が落ちてくる
ーまだこれくらいの雨じゃったら許せるのぉ～・・・
雨が激しさを増さないように祈りながらひたすら高速をひた走る僕達
長崎県に入ったのが午後2時前
昼食を食べたい所だが空模様を考慮して取りあえずホテルを目指す事に・・・
しかし何ですな～
一昨年の和歌山の時、僕は雨をナメていてゴルフ用のレインスーツを代用して
全身ずぶ濡れになるという失態を犯してしまった
今回はその時の反省を生かしてモンベルのバイク用のレインスーツを購入し初めて使用したのだが
やはり物は適材適所という事で、まったくと言っていいほど雨を通さない
これなら少々の雨は怖くないと思いましたね～ 笑！
今回の旅は当初CB3台で行く予定だったがCBの修理が間に合わなかったカツジは
急遽KAWASAKI Z750D1での参戦になった
雨の中、順調に走行を重ねていた僕達だがカツジがZの不調を訴える
「パンクしたかも知れん・・・」
今回急遽ツーリングの相棒になったZだが出発直前にタイヤ交換したそうだ
ーマジか・・・ こりゃ相当時間のロスになるで・・・
まあ、そうは言っても昨年秋は僕のマッハちゃんの不調で二人には迷惑をかけている
旧車での旅にはアクシデントは付き物と言えば付き物なんですがね～・・・
ガソリンスタンドでタイヤをチェックしてみるのだが物が刺さってる気配はない
取りあえずエアーを入れて様子を見てみようという事になりエアーを入れて再び爆走に入る
高速を下りて長崎市内に入ったのが午後2時半
予定では昼食の時間込みでホテルへの到着を4時と想定していたからここまでは順調と言える
市内に入り尾崎さんとカツジはスマホを使ってホテルの場所を確認する
未だにガラケイを使ってる僕は一人蚊帳の外 笑！
無事ホテルに到着したのが午後3時
昼食を摂らずにホテルに直行したのは大正解だった
ホテルに到着した途端に雨は勢いを増し豪雨になりましたからね～
ラッキーでしたね！
と、言う事でホテルにチェックインした僕達は、取りあえず着替えを済ませ遅い昼食へと向かう
さてさて、ここからが旅の本番ですが今日はここまで！
続きは明日のお楽しみ！笑！ジャンジャン！！