<昨日の動き>
ポンドが急落しました。英雇用統計で、週平均賃金がマイナスとなったことに加えて、BoEインフレ報告で賃金見通しが大きく下方修正され、早期利上げ期待が後退しました。ポンド強気見通しは一旦撤収した方がいいでしょう。
その他、豪ドルやNZドルは、中国の主要経済指標の予想比下振れにも拘らず、米株高などを受けて強含みとなりました。
ドル/円も米長期債利回りの低下にも拘らず強含みで推移し、米小売売上高の予想比下振れを受けたドル安は一時的でした。
<今日の見通し>
ユーロ圏GDPはドイツ、イタリアなどが足を引っ張りマイナス成長に陥るリスクがあり、ユーロが下落するとみられます。
米国では新規失業保険申請件数と輸入物価が注目で、特にその他の物価指標の先行指標的な輸入物価の低下見通しはドル上値抑制要因となるでしょう。
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