連日のように、リニア新幹線の入札談合が報道されてますね。
大林組の捜索から始まり、鹿島建設その他のスーパーゼネコン各社への捜索が続いていますね。
最初は皆さん、これでリニア新幹線の完成が遅れたらどうするんだ怒、という感覚でニュースをご覧になっていたかもしれません。
しかし、不正の内容が明るみになるにつれて、今世紀最大の汚職だ、受注調整で不当に高い額で受注されたことのしわ寄せは将来のリニア利用者に向けられる、などといった形で大々的に報道がされていますね。
私自身も、今回の容疑が真実であれば、これは法律にのっとってしかるべき処罰などをしかるべき人が受けるべきだと思います。
ただ、ここ数日の報道で知ったのが、今回の不正を最初に申告したのは大林組だそうですが、その大林組が鹿島建設に対して受注を断念するよう迫っていたというのが不正の詳細であるようです。
本来、独禁法に関して不正を最初に申告したものについては課徴金などのペナルティーが減免されるなどの恩恵が与えられます。談合などの行為は当事者にしかわからず不正が発覚するのが難しいため、不正を明らかにするためのモチベーションを与えるためです。
しかし、今回、大林組は、自ら不正を積極的に働きかけておいて、その不正を申告したからペナルティーを避けることが出来る、という結果になるのであれば、それはやや違和感があります。
また、報道などでは、談合の被害者は将来の利用者である我々国民だ、と説明されることがありますが、今回の捜索などでリニアの完成が遅れてしまっては元も子もない感じもしますね。完成がオリンピックに間に合わない可能性も出てきました。
まだ詳細は分かりませんが、今後も注目されるニュースですね。