自動詞と他動詞について無性に知りたくなってしまったあなたへ① | 英語偏差値38の落ちこぼれが、1日1時間超効率的に勉強して、1ヶ月で偏差値を30上げて、関関同立に大逆転合格する最強英語メソッド

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学校の先生に、放課後、進路指導室に呼び出され、

「受かる見込みがないから、志望校を変えたほうが良い。」

とさえ言われた僕が、たった1ヶ月で、学年トップを取り、

難関大学に合格した勉強法を、ここであなたと共有します!


んにちは!



ひろふみです。



今日のテーマは、自動詞と他動詞です。



こいつらの見分け方は本当にシンプルで、



後ろに目的語があったら、他動詞。
目的語がなかったら、自動詞になります。



僕も、大学受験生のときは、



そのことは耳にタコができるほど、
何回も教えられたんですが、



そこを聞いただけでは、
あまり腑に落ちませんでした。



「目的語があったら、他動詞で、
なかったら自動詞。



とりあえず、それはわかったんだけど、なんだかなあ。



そもそも、目的語ってなんなんだよ。」



って、感じでした。



そこで、今回は、



自動詞と他動詞を丸暗記して、
目的語があるかないかで、自動詞か他動詞かを判断する



以外の方法での、解法について考えてみたいと思います。



自動詞と他動詞を覚えなくても簡単に解けてしまう、
そんな魔法のような解法
について、



お話していこうと思います。



この解法が理解できると、あなたは、
秒速で、動詞問題をマスターしてしまいます。



スラスラ進みすぎて、スピード違反で、
捕まってしまったり、



先生にカンニングしてるんじゃないかって、
うたがわれてしまうかもしれません。



しかし、逆に、



これを理解せずに進んでしまうと、



あなたは自動詞他動詞の落とし穴に、
すっぽりはまってしまうかもしれません。



これまで本当に順調だった受験勉強が、
ここでストップしてしまいます。



あなたが行くはずだった大学に、
幸せそうに笑いながら通っている学生と、



毎日、駅のホームで、顔を合わせながら、



もう1年間の予備校生活が始まってしまうかもしれません。



今日お話しするのは、
自動詞他動詞の基礎なので、



このポイントは、絶対に押さえておきましょう。



では、あなたが押さえておくべき、
自動詞他動詞の攻略法の1つは、



「を」戦法



です。



しかし、その戦法についてお話する前に、



まずは、自動詞と他動詞の意味を、
きちんと定義しておきましょう。



自動詞:主語だけで、動作行為が完結する動詞。
他動詞:なにかほかのものに影響を与える動詞。
    


このブログでは、このように定義しておきましょう。



では、次の日本語文を見てください。



①火が消えた。
②火を消した。



両方ともほとんど同じ意味ですが、



①は自動詞、②は他動詞になります。



なぜなら、①は「消えた」という動作が、
「火」で自己完結しており、



対して、②は「消した」という動作が、
「火」という、ほかの対象に影響を与えているからです。



そして、あなたはもうお気づきかもしれませんが、
この2つには簡単な見分け方があります。



それが、「を」があるか、ないかです。



なぜなら、日本語の「を」は動作行為の対象を導きます。



他動詞は、他の物に影響を与える動詞ですから、
主語以外の他の物にも、登場してもらわなければなりません。



そうするために、絶対必要なのが、「を」になります。



なので、日本語において、動詞の前に、「を」がついたら、
原則、それは他動詞になります。



そして、これは、英語でも同じです。



英語でも、基本的な考え方は変わらないため、



他動詞の後ろには、絶対に動作行為の対象である、
目的語がきます。



要するに、英語でも、日本語に訳してみて、
動詞の前に、「を(に)」がついたら、他動詞と考える。



そういうスタンスでさっそく問題を解いてみましょう。



とても簡単な自動詞と他動詞の問題です。



1つ目は、東京国際大学の過去問からです。



If you want to ask a question, you have to ( ) your hand.



①put
②rise
③raise
④give



まず、問題文の日本語訳を考えてみると、



「もし質問したかったら、あなたは手を上げなければなりません。」



という意味にしたいことがわかります。



そして、「手を」とあるので、
( )には、他動詞が入ることがわかります。



では、②と③を比較してみましょう。



②riseの意味は、「上がる」です。
なので、前には、「~が」と来るのが自然です。



対して、③raiseの意味は、「上げる」です。
そして、前には、「~を」と来るのが普通です。



よって、③raiseが他動詞になることがわかるので、
それが答えになります。



もう1問解いてみましょう。



次は、慶應義塾大学の過去問からです。



The price of coffee ( ) early this month.



①has raised to 200 yen
②has rised by 200 yen
③raised 200 yen
④rose by 200 yen



これもさっきと同じ容量で、問題を訳してみましょう。



訳してると、
「コーヒーの値段は、今月、200円上がった。」
となればいいようです。



これには、「を」がないので、自動詞を入れればよいようです。



選択肢の中で自動詞は、②と④だけです。



さらに、has raisedと現在完了形になっていますが、
riseの過去分詞はrisenなため、②は不可です。



よって、正解は③になります。



この考え方を使えば、こうやって簡単に
解くことができてしまいます。



が、これには注意点が2つあります。



1つ目は、「を」がないからといって、
絶対に自動詞であるとは限らないことです。



たとえば先ほどの問題は、受け身を使って、



The price of coffee was raised by 200 yen this month.



とも言えます。



「を」がないということは、目的語がないということですが、



なかったら、無条件に自動詞だ、とも言えないんです。



なぜなら、受け身の文にも目的語がないことがあるからです。



受け身とは、I hit you.⇒you were hit.と変化させるので、
ここでは目的語が消えてしまっています。



なので、他動詞「hit」を使っているにも関わらず、
日本語訳に、「を」がないケースが発生してしまうんです。



そのため、「を」がなければ、
自動詞か受け身がくる、と考える方が、
ベターです。



そして、2つ目の注意点は、
この攻略法では不完全だということです。



実は、英語と日本語では、
自動詞と他動詞に関して、絶対的な違いがあります。



そのため、今日お話したことが、
全く通じないことがあるんです。



次回は、そのわけと、



「じゃあ、どうしたらいいんだよ。」
ってところについて、お話したいと思います。