こんにちは、Tanakaちゃんです。

バイオリンの初見力がアップできたら良いのになあと思っている方、
少し練習方法を見直してみると良いかもしれませんニコ

ある講演での講師の方の話をまとめてみると、

初見演奏は「初見」ではなく、「記憶の再現」なのだそうです。
ですので、暗譜で弾ける曲が多くなればなるほど初見力がついてくるというのです。
そうした指導を始められてから生徒の演奏力が格段にアップしたそうですお~

記憶を定着させるための練習方法は、「基礎の復習」、「新しいものの練習」を半々という方法です。

人の記憶は復習時に定着するのだそうです。それに、新しいもの(難しい曲)ばかりだとストレスで記憶が消えやすくなるということもあるそうです。
復習の比率はとても大事なのですねかお

さらに、バイオリンの演奏で初見力をアップさせるポイントは

・曲への理解力を深めること
・楽譜に素早く反応できる目を育てること
・左手が弦に馴染むこと なのだそうです。

曲への理解力には、和声学や理論をしっかり勉強することで、ゆっくりの曲なら難しい曲でも初見で演奏できるようになり、
アナリーゼをよく勉強すると、音列を意味のあるものとして読めるようになるそうです。
また、スケールやカデンツァなどの勉強はとても大切で、
とくに「反応良く」思い出せる状態を維持しておく必要があります。

そしてバイオリンを演奏する練習量が増えることは左手が慣れ不思議と手元を見ずに弾ける部分が増え、初見力もついてくるそうです。

暗譜で弾ける曲でも、楽譜の確認は常に行うようにすると、新しい発見も出て来るそうですよ。

記憶の定着も反応の速さも個人差が大きく、自分にとって必要な練習量は割り出さなければならないので、ここのところが一番大切なようですおんぷ

バイオリンの初見力をアップさせる練習法、参考にされてください。



先日長年音楽指導をされている先生に、
作曲家ごとの曲を理解するためのヒントを教えてもらいましたおんぷ


バッハやブラームスでもどの作曲家にも言える事だが
ヴァイオリン曲の勉強だけでは不十分である。

バロック期、古典期、ロマン期、近現代ごとのスタイルを学ぶことはもちろん
作曲家を感覚的に感じれるようになることが理想。

例えば、オペラや交響楽、コンチェルト、室内楽などをたくさん聴くと
感覚的にも捉えやすくなり、ヴァイオリン演奏のヒントが得られる。


みなさんも好きな作曲家がいると思います。

好きな作曲家の好きな曲を上手に演奏できるよう、参考にしていただき
楽しみながら練習を重ねてみてくださいかお

★★★

教材のご質問、
このブログへのご質問やご意見などがありましたら
ご連絡いただければと思いますニコ




こんにちは、Tanakaちゃんです。

今年も梅雨の時期ですね。今年の梅雨は例年より長引くそうです。
ヴァイオリンは梅雨の時期はとくに注意が必要ね。
高温・多湿になると、ヴァイオリンの表面に塗られているニスや ヴァイオリンの接着に使用しているニカワが溶けてくることがあります。
温度と湿度に気をつけヴァイオリンをケアしましょう。

さて、まだヴァイオリンの教材をご存じない方へ、大変ご好評をいただいている篠崎史紀さんのヴァイオリン教本のご紹介です。

NHK交響楽団のコンサートマスター篠崎史紀さんの
「ヴァイオリン練習上達法 パンドラの箱」

内容を簡単に説明しますと、

基礎から学びたいと考えている方にも、
真剣にプロを目指す方まで
幅広い方々におススメしたいDVD教材です。

基礎のヴァイオリンの持ち方や弓、左手の奏法もあり、
正しい基礎を知りたい方にはとても参考になります。

また、ヴァイオリンの効果的な練習法や
初見力、読譜力をつける練習法、
曲のさらい方など

ヴァイオリンを上達するためには
どのような練習をすると良いのかがわかります。

★お電話でお問い合わせいただくのですが、残念ながら書店などには置いておりません。

インターネット販売のみとなっておりますので、下記の販売ページをご覧いただければと思います。
http://www.violinjp.com/

ヴァイオリン教材イメージ小