昨年12月以来、久々の更新です。
今年はシーズンが開幕するまでは
情報に振り回されずに静観して
いようと思っていたのですが、
松田オーナーのとんでもない発言を
目にしてしまったのでひとこと言わずに
はいられなくなりました。

発言内容は以下の中国新聞のサイト
をご覧ください。
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw201103010066.html

つっこみどころはたくさんありますが、
一番問題だと思うのは下記のくだりです。

-------以下引用-----------------------------------------------------------------------
―フリーエージェント(FA)補強ができず、野手は新外国人以外、
同じ顔ぶれで開幕を迎えます。

 FAにはもう積極的に参戦しない。昨年獲得を狙った内川(ソフトバンク)は
野球観も一致し、性格的な面からも動いた。しかし、どうしてもマネーゲームと
なってしまい、厳しい。よかったのは、FA補強へのチャレンジを首脳陣がすっ
きりと納得してくれたこと。フロントと現場がチームづくりで同じ方向を向くこ
とができた。

 ―再びFA補強を避け、育成主体で戦力強化を図るのですか。

 今の時代には受け入れられないかもしれない。長い間、勝てていないからファンに
不満がたまっているのも分かる。しかし、しっかりと選手を育てるという方針を支持
してくれる部分もあるはずだ。やはりカープは愚直なまでに選手を育成し、チームを
つくっていく。

 ―具体的には。

 なんぼでも銭を積んで、ただ打つだけの選手を(FAで)獲得するような「らしく」
ないことはしない。だからこそ、負けに大きな憎しみがある半面、勝った時の強い愛情
も生まれてくる。そういう面もカープの一つの魅力ではないか。
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FAに参戦すればお金がかかるので育成に専念する。それで
勝てなくてもファンは許してくれるという趣旨なのでしょうか。
しかしファンは強いカープを見たいのであって、黒字で潤って
いる球団関係者の姿を見たいわけではありません。
それに育成で結果を出しているならともかく、いまや
育成の実績は巨人やパのチームのほうが上、広島の
選手は殆ど育っていません。コーチも身内で固めるような
体質ですから育成に力を入れているとは口が裂けても
いえないような状況です。たまにしか勝てないから勝った
ときの喜びが大きいなどと経営のトップが発言して
いるようではこのチームの前途は暗いとしかいいようが
ありません。開幕まで間もないこの時期に現場の士気を
くじくような発言をすること自体が大問題です。

注目のまえけんの契約更改、広島では

ニュース速報まで流れたそうですが、

4800万円から7200万円増の1億2千万円、

プラスタイトル料3千万円でサインとなりました。


今年の大活躍を考えれば、年棒1億円増でも

よかったぐらいですが、チームの最高年棒が

1億2千万円(栗原と永川)でこれを超えないように

球団が調整したのでしょう。しかしプロの世界は

年齢やキャリアは関係なく結果が全て。これだけ

文句の付けようがない成績を残したのですから、

上げるときは上げる、下げるときは下げるでよい

ような気もしますが。


とは言うものの、まえけん自身は気持ちよくハンコを

押しているようですから、周りがとやかくいう話では

ないでしょう。今シーズンの活躍で来年は周囲の

期待値も高くなり非常に大変だろうと想像しますが、

プレッシャーをバネにするタイプと公言していますので

さらに成長してくれることでしょう。本当に楽しみです。

先週の日本経済新聞に

「球場考 球団経営の最適解は」

という特集記事が短期連載されていました。

これを読むと、いまの広島カープが経営面に

おいて、いかに恵まれた状況にあるかがよく

わかります。以下に気になったポイントを要約します。


球団の身売り・本拠地移転で騒動になった横浜は、

入場料の25%(7億5千万円程度)を球場運営会社に

支払っています。球場の広告収入・物販収入は

球場が全て持っていき、球団には1銭も入りません。


これに対し、広島の本拠地マツダスタジアムの

利用料は年間6億円で、広告収入・物販収入は

全て広島球団に入ります。


新球場の建設費90億円は広島市や県、地元財界

などが調達しています。昨年の球団売り上げは

過去最高の117億円にのぼり最終利益は4億円。

4年前は売り上げ57億円、利益1400万円ですから、

いかに新球場効果が凄まじかったかがわかります。

(松田オーナーの年棒が本当に6億円だったら

利益は10億円もあったことになりますね)。


なぜ広島球団がここまで配慮されているかというと、

数年前の球界再編騒動で広島CARPが消滅すると

いう話があったからです。広島市にとってCARPが

もたらす経済効果はやはり大きい。球団存続の

ための対策というわけです。


しかし新球場効果もいつまで持つかはわかりません。

このまま下位を低迷し続け、それを放置するような

球団経営が続けば、いずれはファンから見放される

日が来るかもしれません。そうならないうちに手を

打たないといけないと思うのですが。