初戦の新潟の試合の繰り返しのように

敗戦しましたが、今回はベンチが投手交代の

ルールを間違えたことにより大量失点を喫する

という大失態をしてしまいました。


7回裏、大野コーチが投手大島のいるマウンドに

行き、マウンドからベンチに戻った後、野村監督が

球審に投手交代を告げました。しかしこの場合

野球規則ではコーチがフェアグラウンドとファール

ゾーンの間にあるラインを越える前に投手に交代を

告げないと交代が認められないということになって

います。従って大島は続投、ラミレスに勝越タイム

リーを打たれてしまいます。さらに続く阿部の場面で

も大島を続投させて取り返しのつかない満塁ホー

ムランを被弾する結果を招きました。


監督と投手コーチが野球ルールを把握していないこと

自体が大問題ですし、いったん交代を告げられて動揺

しているピッチャーを続くピンチで交代させなかった

ことも状況判断を誤っています。ちなみにこの後に

出てきて後始末をした投手が今井ですが、こんな

ゲームが決まった後の局面で投げさせるのであれば

なぜ前日の地元の新潟の試合で投げさせなかったのか、

采配に人間味が感じられません。こんなことが

続くようでは選手はますますやる気をなくしてしまう

でしょう。


ヒューバーの4番起用については4三振と完全に

裏目に出ました。内田コーチは「栗原欠場の場合、

当面の4番はヒューバーになるが、ほかにファースト

のできる選手を探していく必要があるのかな」とコメント

しています(中国新聞の携帯サイトより)。何を

寝惚けたことを言っているんだと言わざるを得ません。

いまはもう9月でもうすぐ今シーズンは終わってしまい

ます。この危機感の無さはいったい何なのでしょうか。

今すぐヒューバーを2軍に落として代わりにファースト

を守れる選手を昇格させればよいというだけの話です。

迅速な行動を求めます。




せっかく神宮で快勝したのに、一夜明けると

またもや迷采配が炸裂してサヨナラ負け、

この監督の頭の中はどうなっているので

しょうか。


まずスタメンをみてびっくり、4番にあの男が

復活しているではないですか。打率229・打点

17・本塁打7本のヒューバーです。得点圏打率は

167・打点8と信じられないくらい低く、勝負強さを

求められる4番に起用する理由など何もありません。

監督はある意味狂っているので仕方ないのかも

しれませんが、打撃コーチ陣は何も言わないので

しょうか。栗原が欠場していたとき4番で頑張って

いた嶋の起用を進言すべきでしょう。


さらに言うなら9回表の2アウト満塁の場面、逆転

ランナーとなるセカンドのヒューバーに代走を出さ

ないのはなぜでしょう?ベンチには琢朗も天谷も控

えていました。案の定、嶋のヒットでヒューバーは本

塁タッチアウト、絶好の勝ち越しのチャンスを逃して

しまいました。明日以降もこんな采配が続くようでは

広島は永遠にBクラスから抜け出せないでしょう。


残念に思ったことはほかに3つ、まず得点圏にラン

ナーがいない場面で代打に前田を起用したこと。

神宮の試合でわかったように、前田はここぞという

場面で使ってこそ実力を発揮します。昨日の試合で

言えば9回のヒューバーの打席で代打前田を出せる

ように切り札としてとっておくべきでした。


2つ目は栗原の代打起用についてです。腰痛で試合を

欠場しているのであれば休ませるべきでしょう。打席の

姿をみてもとても試合に出られる状態には見えません

でしたが、使えなくも無いという判断なら多少無理を

させてでも先発で使うべきです。栗原という選手は

それくらいの責任と義務を負う立場にいるのですから。


3つ目は地元新潟出身の今井に登板の機会を与え

なかったこと。本人や家族、関係者はもちろん地元の

ファンも楽しみにしていたはずなのですから中継ぎで

登板させてもよかったはず。神宮の初戦で中途半端

な起用をしなければ先発もありえたはずで、首脳陣の

考えの無さには本当に呆れ帰ります。まあいつもの

ことで慣れっこになってしまいましたが、こんな人たち

の下で働かざるを得ない選手たちが不憫です。




神宮球場で生観戦してきました。

正直マエケンのタイトル獲得以外に

目標の持てないチーム状況ですから、

こういうときぐらいは気持ちの入った

試合をしてくれるのでは、という期待を

こめての参戦でした。


マエケンはここぞというときに三振を

取りに行くことができる素晴らしいピッ

チングでした。栗原の拙い守備に足を

引っ張られている感じでしたが、ピンチ

でも全く動じないまさにエースの貫禄

でした。実を言うとマエケンの登板を

生で見るのも初めてでして、6回の

3者連続三振や相手の4番ホワイトセル

を切りきり舞いさせたところなど惚れ

惚れとしました。本当に凄いピッチャー

だということがよくわかりました。


勝負の分かれ目は7回2アウト満塁で

栗原に代打前田を送ったところでしょう。

普通4番打者に代打を送ることなど考え

られないのですが、この日の栗原は

前の打席でもチャンスであっさり三振、

この守備では相当打ってくれないと

割に合わないのにと思っていたところ

だったので、正直よい采配だと思い

ました。前田は気持ちで打つようなところ

もありますので、この状況ならやって

くれるのではと期待していたら本当に

素晴らしいライナーが右中間を抜けて行き

満塁のランナーを一掃、これで試合が

決しました。昨日引退を発表した建さん

の言葉にもありますが、ベテランは

技術は十分にあるのですからメンタル

さえ保てればここぞという時にはやって

くれます。監督は起用法を間違えないで

欲しいですね。


せっかくよい采配と褒めたのですが、

次打者の嶋に代打ヒューバーを送った

ところがやはり野村だなと再認識させら

れました。その後の情報では栗原は

腰痛が悪化したとのこと。前田の起用は

そういう事情だったということでしょうか。

いずれにせよ栗原にはこれをきっかけに

奮起してもらわないと困ります。


そして9回に木村のプロ入り8年目にして

初のホームランが飛び出します。一生懸命

やっている姿に好感を抱いていましたので

本当に良かったです。


というわけで、これが今シーズン最後の

生観戦になると思うのですが、最後に

良い試合を見ることができて思い出に

残る一夜となりました。