収蔵品リサーチの3回目は魚類・昆虫類のお話ですひらめき電球



なぜだかわかりませんが、種類的に最も多いと思われるこの2つを一手に引き受けてリサーチしました。

まずは魚類ですが、展示標本としては残念ながら1つもありませんしょぼん

しかし、よーくケイトさんの作品を見てみると、かなり姿がリアルなお魚が作品の中に息をひそめていますうお座

ぜひみなさん探してみてくださいね!!・・・と言っても見つけるのはかなり難しいので無理しないでください(笑)どうしても気になる人は魚類のリサーチを担当したこの文章の筆者が会場にいたら聞いてあげてください。きっと喜んで教えてくれるはずです(*^▽^*)♪


続いて、昆虫類のリサーチですが、昆虫という生き物の数は半端ないです(笑)標本がありすぎてどこから手をつけてよいのか悩みましたあせる

そこで、昆虫類担当の先生のご専門である蝶を中心にリサーチすることになりました。しかし、侮るなかれ、蝶だけでも世界に山ほどいます。その中からケイトさんの作品と合いそうなものを厳選させていただきましたグッド!

展示されているものの一部を拡大するとこんな感じです↓


ケイト・ロードの標本室のブログ

色鮮やかな蝶とケイトさんの作品はなかなか合ってますよね音譜

ほかにも、カブトムシなどの甲虫が入った標本も展示されています。



このような学術標本と芸術作品が同じ空間に展示されているということなんて、なかなかないと思いますので、ぜひ一度見にいらしてください!!

今更いうまでもありませんが、本展示の正式タイトルは、『ファンタスマ―ケイト・ロードの標本室』ですビックリマーク

ではそもそも、ファンタスマとは?と疑問に思っていた方も多い(?)とおもわれます。

今回は、そんな疑問にお答えすべく、「Fantasmaについて」お話したいと思います黄色い花



Fantasmaとは、「亡霊、幻影、幻想」を意味するphantasmと、fantasy(ファンタジー、空想)に由来しています。

phantasmとfantasyとの出会い。

東大総合博物館の標本と、ケイトさんの作品との出会い。


博物館の住人となった標本たちはある意味自然の亡霊かもしれません。

もともとはそれぞれ別のところで命をもっていたものたちです。

そしてケイトさんの作品は、ありそうでなさそう、なfantasy。

派手な色彩や、近くで見るとわかる素材の人工っぽさからわかるように、

自分たちがfantasyであることを主張しているようにもおもわれます。

それなのに、標本といっしょに並んでいるのを眺めていると

どちらが本物かわからなくなりそうに感じられる、という感想が多くきかれます。

まさにこれが、Fantasma!!

この出会いが作り出す不思議な世界観が、Fantasmaの意味にもこめられています。


ちなみに似た言葉としては

ファンタスマゴリ―……18世紀フランスで発明された幽霊ショー

ファンタズマ……身近な人が死ぬ夢などを見て、起きてみたら実際にその時刻にその人が亡くなっている現象

があります笑

ファンタズマは、コーネリアスのアルバムのタイトルとして有名ですね。


ご来場の際には、ファンタスマを存分に体感してくださいね星


植物園の紅葉も美しくなってきて、来場者も増えて嬉しい今日この頃です。

紅葉を鑑賞した後等にもぜひぜひいらしてくださいねビックリマーク

今回は、この展覧会の主役とも言えるケイトロードさんについての略歴や作品の特徴をお伝えしたいと思います!!

ケイト・ロードさんは1980年生まれの現代アーティストであり、オーストラリア・メルボルンで活動しおり、今オーストラリアで最も注目されている現代アーティストの一人です。

作品は大変色彩豊かで、バロック・ロココ調の装飾、展示方法が用いられており、作品は樹脂で作られています。手作業による制作を重視しているおり、シリコン、ポリエステル、ライスペーパー、フェイクファーなどの加工はすべて彼女が行っています。

ちなみに今回、展示されている作品は全て、展覧会の為に作った新作で、日本の東急ハンズ等で買った素材で作られていたりします。意外と身近なところで手に入るもので出来ているのですねグッド!



ケイト・ロードの標本室のブログ

上の写真のように一目見てわかる、カラフルでキャッチ―な作品は、ファッション誌でも取り上げられ、オーストラリアの服飾ブランドRomance Was Bornとのコラボレーションも発表されました音譜

以上ほんの少しだけケイトさんについての情報をお伝えしました。

より詳しいことはケイトさんの公式のホームページにも載っているので、そちらもぜひ見て見てくださいね!