転職して(現職に就いて)もう1年と半年となりました。節目なので、なんとなく最近思うところとか、振り返りとか。

 

当法人は今年100周年を迎えますが、その関連事業・関連業務でそれなりに忙殺されています。自ら生み出した案件もありますし、これはやらなくっちゃダメでしょ?的な雰囲気で「ザ・周年」案件もあったりますが、どちらにせよ100年に一度のタイミングで「やらないといけないことがある」ってことは幸せなことだろうと思っています。

 

 

しかし、恒常的な集患・ブランディングを実現させるには、周年後の施策こそが肝要と存じます。周年事業というわかりやすい舞台を用意してもらっている今期、それなりの「やった感」が出るのは当たり前として、「攻めの広報」としての真価が問われるのはその舞台が撤去された後、来期だと認識しています。しかし有難いことに、入職以来「心理的安全性」は担保されていると実感できていますので、信念である「自分が正しいと思うことをやる」は、これからも実践できそうです。

 

ちなみに先日行われた「病院広報アワード2024」のセミファイナル、「経営者部門」でプレゼンした当院院長ですが、残念ながらファイナル進出はなりませんでした…。が、そこでも院長は、現場の職員に「心理的安全性」を担保する環境を整備することが経営層の責務である…という類のことを明言されています。現場のプレイングマネージャーとして、これほど心強いお話はありませんでした。

 

 

アワード「経営者部門」については、トップ自らが「広報担当」として、アクティビティ高く様々な施策を行っている…という法人さまが、最終的に評価されていたように見受けられました。まさに今こんな活動をしている!ということが評価されるのは普通のことだとは思います。が、敢えて批判覚悟で申し上げれば、それ「だけ」の法人は一代限りの栄華で終わってしまう可能性が高いと思うわけです。トップが輝きすぎるあまり、その文化が次代に繋がっていかない…みたいな。歴史的に言えば豊臣政権のような。※勿論、今回ファイナルに残った法人さまに限っては、そのようなことはないと認識しています😌

 

ソースは思い出せませんが、「三流は財を残し、二流は仕組みを残し、そして一流は仕組みを作れる人材(人財)を残す」…みたいな話を聞いたことがあります。その視点で言えば、当院院長の言う「心理的安全性の確保」こそ、一流の法人として未来につながるために不可欠な要素であると信じて止まないわけです。思い返せば、そういう未来志向のプレゼンを披露していたのは、大雄会だけだったかもしれません☺️ それはやはり、100年続いた法人ならではの、次の100年を見据えた視点…ということだったのかと。

 

 

なんか話が脱線しましたが、転職して1年半、(転職当初は)落ち込んだりもしたけれど、(とりあえず今は)私は元気です(多分これからも)。