仮に「蕃司」(ばんし)と言う名で、
賢者「友達のお父さん」のことを呼ぶ事にします。
初対面の出来事
友達の車に彼と彼女が乗り、自分も乗せてもらって彼女の家に泊まって
翌日は釣りに行く予定で
夜彼女の実家に向かって走っていた車の中でした。
「家のお父さん、ちょっと変わってるよ。」
「読まれるかもしれないよ。」
「読まれるって何を?」
「心の中を・・・・。」
「どういう意味?」
「なぜかお父さん。相手の考えている事を読むの。」
「読心術?」
「どうしてるのか、よく分からないけど
心を読まれるの。」
「ばっかな。そんな事が出来るはずも無いわ。
もし本当に読まれたら、何でもしてあげるよ(笑)」
このような会話でした。
ちょっと気持ちの中に引っかかるものがありました。
初対面で相手の考えている事が分かったりするはずが無い。
もし、分るようなことをしゃべったら、前後の会話から
それとなく推測した事を、知っていたように誘導する会話の
方法を知っているだけだぞ。
そう自分を納得させ夜中に到着したのです。
到着直前にもう一つ話が出て
「友達にこの写真を見てもらって、お父さんに。」
そういわれて見せられたのが、写真の中に写っている女性3名の間に
何か光のようなものだ差し込んで
見方によれば、人の顔のようにも見える
ちょっと気持ちの悪い写真でした。
「友達と旅行に行って撮影したらこんなものが写っていて、
彼女気になってどうしてもお父さんに見てもらってと渡されたの。」
夜中に到着した。
身長168センチ、体重85キロ、パット見ちょっと小柄のお相撲さん。
にっこり笑うと恵比寿さんという置物がありますが
そうゆう笑顔で迎えてもらった。
「良く来たねえ。遠くて大変だね。」
「まどうぞ、ゆっくりして。」
そしてお茶飲んだり、お菓子食べながら
彼女が例の写真を差し出した
「これ、変なものが写っているの。」
「うーん、写真を撮るとき光が差し込んだ角度によって
こういうふうに写ることがあるよ。」