面白い話、不思議な話、ワイルドな話 -19ページ目

面白い話、不思議な話、ワイルドな話

自然を愛し、山を愛し

人を愛した賢者です。

表にはあまり出ることを

望まなかった

隠れた賢者の

言葉を書いてみます。

えびす顔のお父さんを
今後は、蕃司(ばんし)と呼ぶことにします。


自分が実家に帰った時に泊めてもらった事、
お父さんに事件のことを両親に話した。

友達家に一泊させてもらい
釣りに行って

翌日釣りから帰ると友達のお父さんが


夕べ私の膝のあたりに
おばあさんが登場して
目がクリッとして
しっかり者のおばあさんが、この子を
頼みますと

ばんしに話したこと

そのような話を


両親にしていた時
突然二人が固まった。



母親が奥の部屋に走って、タンスをごそごそして
引っ張り出して持って来たアルバムの一枚が


古い古いセピア色の写真だった、

白黒の写真に写っているのが

ひいおばあさんだと言って
よく見ると、


あの時(ばんし)語った姿は写真のとおりだった。


三人は
チョット背中がぞくっとした。


「どうして分かるの?」

「どんなお仕事の人?」

「何をされている方?」


「友達の彼女のお父さん、がそう言ったの?」


母親は機関銃のように自分に質問をあびせて来た。



「そう、友達の彼女のお父さんが、そう言ったの。」

「この子を頼みます。」


「とも言ったらしいよ・・・・・。」


「不思議なことがあるものだ、私達も

ひいおばあさんの事は忘れていたよ。


昔、おじいさんに聞いた事があったので
どこかに写真が残っていればと思ってさ探したの。」


「この家が、今日こうして存在するのは、そのひいおばあさんが
しっかり者で、頑張ったお陰だったんだという話を
おじいさんから聞いたことがある。」と

父親がつぶやいた。


友達のお父さんは、人は普通の人か・・・・・?

父がい言ったので。


「うん、普通の人。」


・・・・・たぶん

と答えた。
「最近はパチンコにはまる男が多いらしいんだ。」

「小遣いを増やそうとして、彼女に内緒で給料をもらったら
パチンコに行って、すってんてんにやられ、給料日の翌日から
お金がなくて困るような男が多いらしいな・・・。」

お父さんがそう言うので
友達の彼を見ると

赤い顔して、テレ笑いをしていた。

どうも、ずぼしだったらしい。


「わしの話は、たとえ話だから、たとえ話として
聞いてくれよ。」

と、又大笑い。

「ばくちの好きな男には、口うるさい彼女がひっつく事が多いのだよ。
そういう女性は手際がいいが、そそっかしい人が多いんだ。」

「あ、しまった。そういって風呂場に走って行くと
風呂がぼこぼこ音を立てて湯気が出ている。

ゆで卵でもできるような風呂だな。」

当時の借家は古いガスのお風呂がセットしてあり

手で止めなければいつまでも
火が消えない仕組みで、危険なお風呂だった。


「ばくち好きの男にはこういった女性となぜか縁が出来るな。」


そういって彼女を見ると

「もー、そんな事、言わんでー。」

と、大笑い。

「たとえばだよ。例えばの話だ。」



皆、くすくす笑う。

彼女達の日常を見たことでもあるかのような

話が出てくる。

「今日は土曜日だから二人とも夜はゆっくり出来ると、彼女がわくわくしているのに

10時頃からテレビ見ながら眠むってしまって、

次の日に彼女がふくれたりするんだ。」

「そういう男もいるな・・・・」

下を向いてテレ笑いの彼氏。




彼は油断すると、どこでもすぐに眠るくせがあったのです。

でもお父さんは、一度も二人が住んでいる借家を訪問したことも
見たこともないのに、
なぜ、あのような例え話ができるのか??

謎だった。





「この写真はあそこの床の間の上に置いて、
今日はもう遅いから眠った方がいいよと、」

おとうさんがそう言ってくれ

その晩一泊させてもらい、翌朝早くから
3人で釣りに出かけた。

釣りから戻ると、えびす顔のお父さんが

「目のくりっとした、白髪頭の、丸顔で

背の高さはこのくらいで、髪の後ろをこんな感じで
くっている、しっかり者のおばあさんを知っているか?」


と自分に聞いた。

記憶はなかった。


「わかりません。」

そう答えると


「ゆうべ、わしのところに出て来られて
この子をよろしくお願いします。


と何度も何度も頭を下げるので、わかりましたと答えたよ。」
といった。

「え、見えたんですか・・・・・?」

「ちょうどこのあたりに、きちんと正座をされて

何度も頭を下げれられたんだ。」


「そうですか・・・・・」


その話は、ちょっとびっくりしたが
記憶にないので
そう答えるしかなかった。



しばらく世間話をして
今日の
釣りの成果などを話しているときに

「あの写真はちゃんとしておいたから。」
と娘に言った。


「いやあわしはいつも思うんだが、派手な車を買って乗り回し、

その派手な車が気に入って、付き合いを始める女性もいるが、

そのような女性は、私は苦手だな・・・。」


「どちらかというと、車なんかボロでもいい、服装もそれほど気にしない、


あなたがいればいいの。」



「そういう女性と付き合いたいな。」



「はい。そう思います。」




「大きな排気量の派手な高級車で

派手な女性を乗せて走るとかっこいい。でも結婚相手にはいやだな。」


と言われるので、


まったくそのとおりですと、話はどんどん弾み

自分の理想とする結婚のこととか、人生の希望みたいな事までいろいろとしゃべった。



ふと我に返ると

今まで初対面の人で、



それも友達が交際している彼女の父親なのに

よくも、こんな

仲間内だけとしゃべるような内容を

ぺらぺらと話せたもんだなと思って自分を反省した。



待てよ、この話しは

普段は思っているけど誰にも話していないな・・・・・。



どちらかといえば


普段は、かっこつけて
自分の付き合う女性は、

派手な車に魅かれ、服装も派手な華やかな女性がいいと言って
地味な女性とは、つきあう気にもならないと

周りの友達には、豪語しているのに・・。



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