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今年も、夏が来た、、、(気がする)
梅雨が来ようが、来まいが、、、
夏っぽい空気がすると、ワクワクしますね。
開放的、というか、それだけで気分が良くなります。
彼らのモンスター・アルバムだと思います。
大衆受けのセンスの良さとポップ感覚と、きちんとロックンロールなグルーヴィーを残してくれているバランスの良いバンドです。
バランスが良いどころか、2000年代以降のバンドでは、だいぶ大好物な方です。
この前のアルバムあたりから、もう結構売れてた気がしたけど、このアルバムは格別ですね。
彼ら、化けましたね。大化けですわ
風景を見せる音
これが鳴らせるアーティストが好きです。
目の前に景色が見えるレコードが好きです。
絶頂期の彼らが満を持して出してアルバムが、
こんなにも格別・極上なスウィート・リゾート・アルバムになるとは、、、
もっと、良い意味で田舎匂の香るカントリーバンドだったのですが、西海岸を匂わせるリゾート・バンドに転身してしまいました。
カラッとしてますが、能天気、、、とは違って
きちんとアイロニカルな情緒とメロディーを蓄えて、しっとり鳴らしてくれています。
それでいて、きちんとアナログ映えするミドルレンジの音もしっかりと。
線は細いが、音は分厚い。
そして、音が伸びる、伸びる。
だいぶ、しなやかな音像をしています。
2000年代はへっぽこ音のレコードも多い中、
きちんと、ニヤッとする音を鳴らしてくれます。
カラッと晴れた通勤電車で聴いていますが、
とにかく、曲の出来が良過ぎるんですね。
そして飽きが来ない。
かつ、何度聴いてもワクワクする
大人の青春を感じさせてくれる、
夏に鳴るとどうしても聴きたくなる、
これはやっぱり、なかなかの名盤だと思います。