我が青春のマニックス


もはや、ウェールズを代表するバンドですね。





2001年といえば、高校1年生ですよ。

この頃に出たアルバムは、だいたい青春の匂いがプンプンしてきますね、


この頃って、何、、、?


Ashの3rdとか、

Weezerの3rdとか、あのあたり?


今、2001年でググってみましたが、

REMに、New Orderに、、、

そうか、The Strokesもか!

インキュバス!!Spilitualized!!!

凄い、凄過ぎる、、、

我が青春がえぐり返される、、、


しかも、名盤ばっがじゃないか、、、と。


この頃、ニューアルバムとかいって、

初めて、このマニックスとかいうバンドのアルバムを買いました。


20年以上経った今でも、彼らの初めてがこのアルバムで良かったと思ってます。



その次に買ったのが、3rdでした。

これも良い出会いだった。


そこから、彼らのアルバムはだいたいコンプリートしましたが、やっぱりこの2枚がバツグンに良いですね。

しかも、このKnow Your Enemyがダントツに良い。

パンク/ハードコアあたりが大好物な自分としては、このくらい尖ってるマニックスが好きです。


でも、ナヨいというか、ポップなアルバムも悪くないですよね。


1曲目のFound That Soulとか、最初から最高ですが、特に3曲目のIntravenous Agnosticとか、ああいう曲だよね。前のめりにパンキッシュに、つんのめって前進してくようなヤツ。完璧です。

もう、この後からのロック・リバイバル、、、的なガレージ・ロック勢が、ガキの遊びに聴こえるくらいの名曲。

要はスタンスです。

気合入ってますね。



そして、合間、合間に情緒タップリな曲を、あくまでサラッと歌い流す、、、。

このバランスがたまりません。

なんか、このなんとも欧州っぽい雰囲気も好きです。湿気はあるけど、ジメジメ過ぎないところがGoodです。


この前の盤、This Is My Truth Tell Me Yoursとか

、ああいうコテコテし過ぎなヤツは、、、

嫌いじゃないですが、ちょっと聴く回数は減りますね。からの、Know Your Enemy

やっぱり、このアルバムが一番カッコ良い


Let Robeson Singとかね、ああいうカラッとしたヤツとか。あとは、後半の方でRoyal Correspondent

とかね、、、、

これは、湿り気じゃなくて、もはや哀愁ですね。


音の軟弱はさておき、

立ち位置、スタンスが良いんだと思います。

潔いバンドは大好物ですね。

たまらなくクールです。



一つ難点は、せっかく期待して買ったアナログ盤の音が良くなかったことですね、、、。

モッコモッコで、、、こりゃいかんわ、

なんか、CDで聴いてた時のエッジがなくなってる、というか、、、

まぁ、音量上げればごまかせるので大丈夫です。


2000年代の新品レコードって、剥離剤が凄かったりするんで、一度洗浄してトバしてやらないと、全然音がダメなヤツが結構ありますよね


なにより、きちんとアナログ一枚に詰めてくれてるところが潔い。音質よりも彼らはスタンス、、、

パンクなレコードで良いですね



これ以降から今に至るまで、たくさんアルバム出してますが、もう安定感バツグンですね。


何度聴いても、気持ちが良い、最高に抜けの良いボーカルがたまりません。


これからもUKロックの大御所/王道バンドとして、頑張ってもらいたいところです。