我らがパール・ジャムの新作が遂に出ましたね。


待ちましたよ。

しかも、めちゃくちゃ楽しみに、、、。


2000年代後半当たりからの息を吹き返したような復活?ぶりから、破竹の勢いで良作を連発してましたが、さすがにここ最近は、ちょっと同じ路線で飽きたか、、、?という感もありましたが、

(まぁ、安心感もあったのですが、、、)



前作が2020年、ちょうどコロナの渦中で聴いてた記憶がありますが、、、。

ここらへんから、またちょっと新機軸?的な感じになって、これはこれで、ワクワクしましたが、


そこから、どんな路線に行くのか、、、


個人的には結構ドキドキで待ちに待った新譜でした。


しかも、ストーンズにグリーン・デイに、

ここ最近の大好きな大御所達の新譜が、軒並みに名盤過ぎて悶絶してましたので、からの御大パール・ジャムですよ、期待しないわけがないでしょう、、、


結果は最高です。

プロデューサーはアンドリュー・ワットなのですね。彼は大御所に本気出させるのが上手いんですね。



最初聴いた時は、「う〜ん、ちょっと地味かな、、、」と思ってましたが(というか、ジャケットがあまりにもダサ過ぎて、聴く前に少し心配になってしまいましたが、、、)、これが2回、3回、、、と聴く程に味が出る、、、


ハマった時には、もう底無し沼ですよ

この滋味深さが、パール・ジャムの魅力ですね。

それでいて、ちょうどこの時期の5月に取れたばかりの新鮮な山菜のような、鼻から抜ける清涼感もたまりません。



特に3曲目 Wreckageみたいな、

こういう突き抜けた曲って、最近無かったような。ここ最近で一番の名曲ですね。

突き抜けた明るさではないのですが、

パール・ジャム特有の風が吹いてる、

雄大で揺蕩うような、希望を感じさせる真っ直ぐで素晴らしい曲ですね。

こういう曲を、エディのあの声で歌い上げられると、もうたまりません、、、

エディの声がホント好きです。

本当に良い声してるよ。


ロック・ボーカルで好きな声ランキングやったら、間違いなく上位に来ますね、、、。

ジョン・レノンとか、ロジャー・ダルトリーとかああいうレジェンド勢と比べても遜色無いくらい、男惚れする、枯れた良い声をしてます。


初夏のドライブで、爆音でかけて出掛けたいですね。



思えば、このバンドの何が好きかというと、

「真摯さ」じゃないか、と。


高校生の時に初めて買った彼らのCDが

Vitalogyでしたが、震える程に感動したのを覚えています。

本当に「カッコ良いな」と思いました。

パンク顔負けの突き抜けた硬質さもそうですが、なんというか、スタンスというか、アティチュード的な、、、もう纏っている雰囲気が、カッコ良過ぎて、その時からもう男惚れしてたんですね。


Vitalogyは神盤ですね、、、

今、聴いても最高にカッコ良いと思います。


初期のグランジよりも、90年代中盤以降のガッツリにアメリカン・ロックやってる頃の方が好きなので、むしろ今のキャリアからみたら、グランジとか言われる時期の方がほんの少しでしたもんね。

そんな小さな器ではなかった、、、と。

本当にアメリカを代表する(良い意味でアメリカっぽい)ロック・バンドだと思います。