御大ニール・ヤング
もう今まで聴き過ぎて、毎日聴くような人では無いけれど、、、
たまに、またふとニール・ヤング週間にスイッチが入ると、ひたすらニール・ヤングばかり聴いてしまう時があるんですよね、、、。
ジョン・レノン週間とか、
ライ・クーダー週間とか、、、
まぁ、しょうがないですね。
そういうモードの時は、もう何聴いてもダメ。
ひたすら、その人ばかり。
昨晩、池袋で、スコセッシ監督のキラーズ、、、の映画を観て、なんとか終電に乗って帰って来てから、ちょっと、こう懐古主義的な音楽が聴きたくなって、なんか古いカントリーとかをかけながらソファで寝落ちてしまったのだが、
なぜか刺激が足りずにニール・ヤングに。
そのまま、スイッチが入って、彼の中では割と新譜の部類ですが、なんだかノスタルジックな香りがするこのレコードへと誘われて行きました。
この前、パーフェクト・デイズ観てからのルー・リードのように、、、。
良い映画観た後って、尚更なんか良い音楽が聴きたくなりますね。
そして、この2022年のアルバムがまた素晴らしいこと。
クレイジー・ホースを引き連れて、頼もしい程の分厚い音を鳴らしてくれてます。
プロデューサーがリック・ルービンという、
これまた、生々しい音に仕上がっております。
このアルバムは、冒頭のLove Earthが始まった瞬間から、「あ、これヤバいな」という雰囲気がビンビンだったのですが、予想に違わす、素晴らしいレコードでしたね。
特に、B面のガッツリにクレイジー・ホースな曲達がたまらない。
B面2曲目Break The Chainなんて、そこらの若手バンド達じゃとてもじゃないが到達出来ない境地に達してますね。
これだよ、これ!!タフで、ノイジーで、リズムがドッタン・バッタンきてるヤツ、これぞニールとクレイジー・ホースだよ!! という、たまらない一曲です。
前に出したアルバムのBarnといい、
ここ最近は、クレイジー・ホースとの名盤連発なニール・ヤング。
何回目?の全盛期だよ、ってくらい脂が乗りまくってますが、このまま、まだまだ突っ走ってもらいたいもんです。
これまた脂乗り過ぎな、ZUMA期のライブ盤も単独発売されたし、自分の曲を再録したアルバムも出てるし、、、、。
いろんなアーカイブを連発してくれるのは嬉しいのだが、こっちの財布が追いつかない、、、。
春には、またクレイジー・ホースとの新譜が出るようなので、もう期待しかありません。
最近は、ベテラン勢の新譜が軒並みホントに素晴らしいですね。