相棒展プレミアム3・福岡会場レポート/2014.4.22 大丸福岡天神店
相棒展も三度目にして、ようやく福岡へ！会場は大丸福岡天神店。
4月2日から15日までの東京・松坂屋上野店の後の全国巡回の二会場目、劇場版Ⅲの公開に近い、4月19日から27日までの開催となる。
九州での初の相棒展開催ということもあってか、テレビ朝日系列の九州朝日放送の幾つかのワイドショーで紹介された他、夕方の相棒再放送でも劇場版Ⅲと合わせてテロップで紹介されていた。
私が参加したのは、人が多いであろう、日曜祭日を避けた4月22日の火曜日。
大丸の1階からのエントランス入ると、特命係の2人の肖像パネルがお出迎え！カイト君の位置が残念。正面から撮りにくい！
既に終了した東京の松坂屋上野店では、デパートの各フロアに劇場版Ⅲの登場人物達の肖像パネルが配されたとのことだが、福岡会場は1階に特命係の2人のパネルが置かれた他は、8階の特別会場の壁面に劇場版Ⅲの登場人物達のパネルが貼られていた。
特別会場の受付で、同行した友人は入場料を支払い捜査用端末を借り、捜査用チェックシートを受けとる。前売り券を購入していた私には、捜査用端末と一緒に今回の相棒展プレミアム3のロゴのステッカーが付いてきた。
受付のすぐ横の液晶画面で、角田課長よりドラマ仕立てで今回の相棒展プレミアム3についての説明が。今回の相棒展の展示物に紛れ込んだ、ニセモノの展示物を探して欲しいとのこと。合計五つのポイントで展示されてる物から、ニセモノを見つけ出し、捜査用チェックシートに穴を開けていくというもの。
ネタバレしない程度に書くと、問題は五つ。それぞれのコーナー展示物の中からニセモノを見つけ出し、捜査用端末にその番号を入力していくというもの。熱心な相棒ファンなら考えるまでもなく、即答出来るレベルです（笑）
相棒の知識が無くても、よく見れば間違いが分かるようになっていて、強いて言えば花の里セットの料理問題だけ、該当する話を観ていないと間違えてしまうかも。
今回の捜査用端末のガイドは角田課長。場面・問題に合わせてイタミンや、芹沢刑事、米沢さん、大木刑事、小松刑事も参加。今回は、各会場毎に「ご当地ボイス」があるようで、福岡会場はイタミン。大体、こんな感じのナレーションでした。
『博多ですか。博多は良い街ですね。私がよく知っている男の出身地です。もっとも彼は北九州の生まれですが』
言うまでもなく、イタミンこと伊丹刑事役の川原和久さんが福岡県北九州市出身だということから取った楽屋ネタ（笑）
個人的に感動したのは入ってすぐのコーナー。相棒シリーズのレギュラー・準レギュラーの人物紹介パネル。
特命係や捜査一課、米沢さんや組対5課といった面々が続き、最後の列は、亀山薫、神戸尊の歴代相棒、続いて小野田官房長、たまきさん、美和子さんが並んで。神戸君は異動という言葉が似合うだろうけど、かつて右京さんと共に過ごし、旅立っていった者達や、先に逝った人達が並んでいて。勝手にレジェンド枠と命名（笑）次の相棒展では美和子さんの次に入るであろう三浦さんは、まだ捜査一課の場所に。こうやって番組を旅立っていっても、相棒展では右京さん達と共に存在しているんだなあと。
セット再現は、初再現となる米沢さんの鑑識部屋、前回からの花の里、最初の相棒展からの特命部屋の三つ。うち、撮影が出来るというか、積極的に勧めてある（笑）のが特命部屋のみ。
前回のプレミアム2では撮影不可だったので、これは嬉しく。特命部屋のセットの規模はやや小さくなり、ライティングも前々回には劣るものの、今回は組対5課側（外側のセットも作ってあった）から覗ける（但し組対5課側からは撮影は出来ない）という！
大木・小松刑事の真似をして覗けたり、角田課長の「暇か？」をやれるという、相棒ファンの心理を突いた心憎い演出（笑）
残念だったのは、過去二回より会場の規模が小さくなっていることと、右京さんの歴代衣装や、亀山・神戸の衣装の展示が無かったということ。
右京さんやカイト君の衣装は、トリオ・ザ・捜一や米沢さんと一緒にマネキンに着せて、問題として展示。
覚えてる範囲で初展示の物を挙げていくと、「ピエロ」のピエロのマスク、「アリス」のスクラップブック、「ボマー」の爆弾チョッキ、イタミンが着たサンタの衣装、「森の中」「猛き祈り」のまろく庵の看板、「見知らぬ共犯者」の凶器の像、「右京の腕時計」のトリックで使われた……等。
さて、撮影可能エリアの特命部屋がこの謎解きの答えとなっており、組対5課側からの出口の上部には、相棒展に送られたであろうダンボールが。そこに記されてある送り先の住所も、大丸天神店の実際？の住所になっているという細かさ！
出口の液晶画面では、特命係の2人がこの謎解きイベントを締めるドラマと、劇場版Ⅲの宣伝を。
出口で待っている係員さんに端末を返却し、シートに捜査終了の判子を貰ってイベントも終了。
出てすぐの展示ケースには、劇場版Ⅲのキーアイテムが幾つか展示してあり、相棒展ではお馴染みのS4の「相」「棒」と、「水」「谷」「豊」の文字、それにS12のスチール写真が置いてあり、記念写真が撮れるようになっていて。
さらに、その先は物販スペース。
オリジナルグッズやノベルス版、シナリオ集、DVDやCD類、通販で売られているグッズに、過去の劇場版のグッズも並んでいて。やはり、1番人気は角田課長の暇カップ、次いで大河内監察官の「秘密」であるラムネが（笑）
……迷った末、今回は花の里のミニどら焼きと、大河内監察官のラムネを買いました！
物販スペースからは、会場の壁に沿って、前述した劇場版Ⅲの登場人物達の肖像パネルが。
気が付けば、物販スペースでの時間を合わせて2時間以上も会場に居た様子！相棒を楽しみ尽くした1日でした。